ドイツ、原発早期全廃へ 福島事故で首相方針 【東京新聞】
【ベルリン=弓削雅人】ドイツのメルケル首相は十五日、「脱原発」の見直しを進めてきた政策を転換、国内の原子炉全廃を早期に実現する方針を決めた。野党社会民主党(SPD)を含む国内十六州の州首相らと協議、連立与党が推進してきた既存原子炉の稼働延長を短縮することで合意。福島第一原子力発電所の事故を受け、原発政策が変更を余儀なくされた形だ。(記事の冒頭部の御紹介、全文は表題部をクリックしてください)
政治の決断はかくありたい。国政のトップを預かる身であれば、問題の核心を把握して、国の関わり方を決めればよい。あとは閣僚なり、地方政治家とか、細部は官僚に任せればよい。
付け加えるに、原発は安全管理を完璧にするには、あまりにもコストがかかりすぎる。しかし別の角度から、原子力行政を眺めれば、国家の防衛安全保障の観点もある。原子力潜水艦などのコストはまた、べつに考える必要がある。