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2009年12月11日配信
記事の紹介です。
海上自衛隊大村航空基地(長崎県大村市)所属の哨戒ヘリコプターが長崎市沖に不時着した事故で、海自は10日、水深約100メートルの海底に沈む機体の内外から副操縦士の千場裕之1等海曹(24)と航空士の浅井千明2等海曹(41)の遺体を収容した。
千場1曹は10日午前3時15分ごろ、浅井2曹は午後4時40分ごろ収容。医官が死亡を確認した。
大村基地によると、千場1曹は2004年入隊で、昨年7月に同基地の第22航空隊に配属。浅井2曹は1986年入隊で今年8月に配属された。
隊員の死亡が確認されたことを受け、同基地の中田芳樹司令は「事故原因の究明と再発防止に全力を挙げる」とのコメントを出した。また、長島昭久防衛政務官が同日午前、基地を訪れ亡くなった隊員の家族と面会。海上幕僚監部は、原因究明のためヘリを引き揚げる方針を明らかにした。引き揚げの時期や方法は未定。
事故は8日夜、飛行訓練中に発生し、乗員3人のうち機長の北島久仁彦2等海佐(39)は救助されたが、千場1曹と浅井2曹が行方不明になっていた。北島2佐は腰椎(ようつい)骨折などで入院している。
=2009/12/11付 西日本新聞朝刊=
記事の紹介終わりです。