我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

平和の船

2009年12月09日 | 政治

 

 

   

 

尖閣諸島の護りは、米軍は頼りになりません。湯田菌の宝の山がアメリカで、其処の山番の出張所が沖縄にもあるというような話。以前アメリカは、尖閣諸島の帰属に関しては関知しないととれる発言をしたことがあります。

構造改革詐欺では、堀江や村上あるいは、オカルト宗教の関係者など、日本人の貌をした「経済間諜」を仕立て上げて、日本経済をさんざん攪乱してくれたのが、湯田菌でした。

日米貿易構造も、日本の富の収奪・搾取形態です。為替の円安・ドル高構造は、日本輸出産業の利益をドル債権に替えることにより、維持できた買弁システムでした。それが日独等枢軸連合の経済反攻に遇い、脆くも撃沈されました。米英の湯田菌はその罪過を咎められ、その追随国も世界経済の看板役者ではいられなくなりました。

今回の、日米普天間米軍基地移設・土建屋詐欺はもうそろそろ幕引きです。辺野古の飛行場建設ではアメリカにそれほどメリットはありません。唯々、嘗ての「政府自民・公明」の土建屋権益の、其のためにこそあった、お芝居だったのです。その下らない、三文芝居の瓦版チラシをまき散らしたのが、日本のマスコミ。この罪過はいまさら言い立てても、「そんなの判ってラ」と言われるだけのネットの真実。読売あたりは、そろそろとおっかなビックリハンドルを切り始めています。我が友愛黄金のネクタイ政権の北沢防衛大臣が、真実の移転先のグアムへ見行きとなりました。我が郷では、1兆円でも、2兆円でもと書きました。ドルの買い支えで誂えた、米国国債をあてがえば、実質は日本の経済負担は、ゼロなのでしょう。面倒な話はこれくらいにして。

 

手前が16DDH 「ひゅうが」奥が、22DDH「しらね(予想の艦名)」

 

近未来の話です。沖縄の普天間跡地に、自衛隊基地は色々と困難なことが付きまといます。其処で、金色ネクタイ石橋叩かずとんでます。友愛の船。これ実は、22DDH 19,500トン型DDH のことなのでしょう。2万トンクラスのヘリ空母なのですが、これを平和の鳩山氏は平和の船とかおちゃらけています。<災害救援に自衛艦活用 CEOサミットで首相 >確かに今の民主・社民・国民新では、防衛問題ではオブーラートにくるまなければ、苦い薬は飲めない。基地機能を陸上に持てば、いざ交戦となったとき市街地にも被害が想定されます。これでは、泣き虫市民運動の子供らが騒ぎたてます。海上ならば何処へでも移動が自由。ミサイルで攻撃されまくったら沈みますが、大きければ撃沈まで時間がかかります。核攻撃されたらドウスルかとのネトウヨの声はこの際スルーです。とにかく無くては困る「平和の船」なのです。NPOも乗せますと言っておけば、出来たら乗ってみたいのが子供の心理です。お隣軍拡覇権主義の支那チュウゴクは、この倍以上の艦隊を建造予定。これなら、日本軍国主義の言いがかりもはね除けられます。鳩山日本は友愛・遊覧空母で対抗か

 

 

     ひゅうが

 

 

 

 

 

   以下は参照記事です。 

 
 

  『反戦な家づくり』さんからの記事の紹介(抄出)です。我が郷の読者は、右か左かどちらが多いのか判りませんが、たまには左翼系の記事の紹介も空気が、入れ替わるので良いかとも思われます。

 

反戦な家づくり

http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-804.html

どんな頑丈な家も戦争では瓦礫の山。木の家をつくる建築家が反戦を考えます。平和ボケした頭脳に喝!

2009-12-09(Wed)

普天間についてのワシントンポストの記事は、日本マスコミと全然違う

日本の新聞社は、米国さまの怒りにふれる~ とパニックに陥っている観があるが、肝心の怒り心頭に発しているはずの米国さまからの情報がさっぱり届かない。

FUTEMMA で出てくる横文字のニュースも、なんのことはない共同だったりする。
そんななかで、ワシントンポストがソウル発で長い記事を報じている。
(私のつたない英語力で拾い読みしたので、どなたか翻訳していただけるとウレシイですが・・・)

この見出しには、なんと 「日本が沖縄基地についての話し合いを中止した」 と書いてある。

Report: Japan suspends talks on future of U.S. base on Okinawa

Foreign Minister Katsuya Okada told Japanese media that talks on relocating the base have been suspended.
岡田外相が日本のメディアで「基地移転についての協議を中断した」と語った


そして、アメリカ側は

a spokesman for the American Embassy in Tokyo said, "No."
アメリカ大使館のスポークスマンは(協議の中断について)Noと言った


というのである。

これが、日本のマスコミでは

米、同盟協議先送りを通告 普天間問題混迷に反発
2009.12.8 産経

となるのだが、ワシントンポストではさらに、

Hatoyama has said he wants the air station moved off Okinawa altogether -- possibly out of the country.
鳩山は(普天間)基地は沖縄県外、できれば国外へ移転してほしいと語った


と明記している。
その上に、オバマが2006年の合意を履行するように言ったことに対し、

Hatoyama later said that unless the working group had the power to renegotiate the agreement, its meetings were pointless.
鳩山はワーキンググループが(合意についての)再交渉をする権限がないのならば、会合をする意味が無いと言った


と、我らが首相はここまで言っているらしい

要するに、
鳩山首相は県外移設、できれば国外移設を断固主張して、それが検討できない協議ならば意味が無い と言って日本側から中断を宣言した。
これに対してアメリカ大使は、中断してはいけないと言った。
ということになる。

そして、最大の問題箇所は

First, the government approved the allocation of funds to pay for commitments Japan made in its 2006 agreement with the United States over moving U.S. bases and troops, including the relocation of the Marine air field on Okinawa and the transfer of 8,000 Marines from the island to Guam.
2006年の合意によって沖縄からグアムへ海兵隊をふくむ米軍が移転する費用負担を、当初日本政府は承認していた

But later Hirano, the senior spokesman for Hatoyama, suggested that United States will have to reduce base-hosting burdens on the island before Japan can agree to sort out the air-station issue.
しかし、平野官房長官は、日本が基地問題の解決に同意する前に、アメリカは沖縄の基地負担を軽減するべきだ と示唆した


というように私には理解できる。
これを文字通りに読むならば、アメリカは「グアムに行くから金を出せ」と言い、日本(平野)が「出て行かずに地元負担を減らしてくれ」と言った ということになる。
この文脈でいけば、オバマが「合意を守るべきだ」と言う合意とは、辺野古のことではなく、グアム移転の費用負担のことなのである。

ワシントンポストも、後半では鳩山首相や日本政府の優柔不断を書いているが、どう見ても、アメリカ政府が日本が政府間合意を履行しないことに激怒している とは書いていない。
方針がハッキリしないので対応できないことを書いているのであって、履行しないことを責めているような論調では 全くない。

もしそうならば、日本のマスコミは全くのウソ八百を並べていることになる。

■■

ちなみに、イギリスのフィナンシャルタイムズでは、こんな記事もある

日米交渉のテーブル上に沖縄が揺らめく 
フィナンシャル・タイムズ2009年11月13日 (gooニュース)

こちらに至っては、日本政府は沖縄のためにもっとしっかりしろ という内容になっている。


ここから見えてくるのは、鳩山政権が右往左往しているのは、あくまで日本国内の事情だということ。
ゲーツ国防長官が恐喝まがいの態度をとるのも、日本のある勢力が買収している可能性がある ということだ。

もちろん、辺野古の建設をめぐる利権もあるだろう。
けれど、それ以上に、日本の中に、米軍が出てきことに心底恐怖している連中がいる ということだ。

自民党が辺野古を13年間も作らなかったのは、もちろん、地元の粘り強い反対もある。
それと同時に、辺野古を作ってしまうと、SACO合意が動き出して、本当に米軍がいなくなってしまうのでは、という恐怖感がブレーキをかけていたと思われる。

民主党のなかでも、長島政務官をはじめ、こういう連中はたくさんいる。
北澤防衛相や岡田外相は、沖縄とアメリカの板挟みになっているのではなく、米軍から自立しようという勢力と、いつまでも米軍に庇護してもらおうという勢力の板挟みになっている。
というか、自らその恐怖感に囚われてしまったように見受けられる。

日本マスコミの、とんでもない報道内容が、逆の意味でその証左になっているように思われる。

が、鳩山-小沢ラインは、このあたりも分かったうえで、粘り強く期をうかがっているのだろう。
まだ今のところ、信じてみようと思う。

何はともあれ、米軍は早いことグアムに出て行ってくれ。

  記事の紹介(抄出)終わりです。

 
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