アンソロポロジー

2014-06-19 | 日々これこれ

宿根草と言われるタチアオイ、何年か前にどこからか 飛び種したのだろう
今年も丈夫に花を咲かせています。


日本のことをもっと理解しようと思った相棒がこんな本を注文していた。
色々なカテゴリーに別れ読みやすい本だ。

 

 

本来外国人が書いた日本の文化を見極めるというような本は読まないのだが

ケンブリッジユニバーシティーの人類学者が書いたというこの本の始めに

所詮その国に生まれ育たない限りその国の文化はわかるはずは無いと書かれていた

それを考慮してもよく調べられわかり易く解説されている。

People というカテゴリーのなかには
日本の子供と西洋の子供の違いが書かれている。

日本の子供は幼児期には子供中心で甘やかされ思春期を過ぎ大人に入ると世の中のしがらみに拘束されおとなしくなっていきがちだ。

そして西洋の子供は根底的なキリスト教の教えから常にSin という罪悪感を背負い幼児期にしつけを強要される、
大人になるとそれを基本にしながらもしがらみのない自由な生活を送るという。

大人になり集団暴力をしたり破壊行為をするのは圧倒的に西洋の大人の方が多い、それから考えると日本のしつけも悪くはないのでは。

 

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (Mchappykun)
2014-06-20 03:05:07
西洋と日本の躾の違いは興味深いですね。でも、かねてからアメリカは親も社会も子供に甘いと思っています。我が娘の子供時代やピアノを教えていての感想です。
イギリスには2年半しか住みませんでしたが、イギリスは子供と大人をはっきり分けていました。
躾も教育の一つですから、すぐに結果が出ず、また同じ子供を比較して実験することも出来ないので難しいですね。
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Unknown (Unknown)
2014-06-20 16:21:32
Mchappykun こんにちは

躾けというものは結果を見て直すことができないので年代によって試行錯誤されているのでしょうね。
浅はかに欧米の躾けをうわべだけ真似ることも考えものです。
今の時代は子供に対してフィジカルタッチ が罪だとされているのも極端ですね。
ある決まった時間に外出しないとイギリスの子供を見ることはあまりないです。
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Unknown (青目海)
2014-06-21 07:07:42
あ・・・なんだか仕組みが変わった・・・届くかしら。
子供のしつけ・・・ブルターニュで目の当たりにしました。甘々だけれど、厳しい・・・イギリスはもっと厳しいような気が・・・いずれにしろ、大人の世界とははっきり別れているのは、好ましい・・・と、私などは思うのです。日本の子供のいる家に行くと、ほとほと疲れることがあります。いずれにしろ、子供時代は幸福でなくてはならないとは思います。それが大人になってからの大きな支えになる・・・日本はその期間が長過ぎるのね・・・家の手伝いをする子を滅多に見ません。
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Unknown (Yoshi)
2014-06-21 15:50:32
青目さん おはようございます
日本で子供のうるさいのはまのあたりに見ました。誰もしかってあげないのがいけないですね。
スペインから海を渡ったモロッコでも子供がうるさかったのが印象的でした、アラブの子供の育て方も日本と似ているのだろうか?
西洋東洋ほどほどにミックスされるといいかも。


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