うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 ことわざ・成句を散策 9

2009-12-15 06:06:16 | 日記

ことわざ成句使い方辞典から<o:p></o:p>

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頭隠して尻隠さず 悪事や欠点の一部を隠しているに過ぎないのに、全部を隠したつもりでいる愚かさをあざけっていう言葉。<o:p></o:p>

「いくら二重帳簿をつけて脱税をごまかそうとしても、あんな派手な生活をしていたら、頭隠して尻隠さずだよ」といった具合になります。<o:p></o:p>

「雉の草隠れ」といって、雉が草叢の中に首を隠し、尾が出ているのを知らないでいることからいいます。宋の孔平仲の七言律詩にも「人を畏れて自ら比す頭を蔵すの雉」の句があります。<o:p></o:p>

ほかに「尾を露わにして頭を蔵す」がありますが、この表現のがいいですね。<o:p></o:p>

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当たらずといえども遠からず ぴたりと正確ではありませんが、見当外れでもないこと。「君はまだ彼女に未練があるんだろう、どうだい、当たらずとも遠からずだな」といって鼻をぴくぴくさせる悪友がいたりします。<o:p></o:p>

なお近年は、「当たらずとも遠からず」のが一般的でしょう。<o:p></o:p>

出典としては「大学」の「心誠に之を求むれば中たらずと雖も遠からず」から独り歩きをした句でして、本来は「真心から実践すれば、完全にそれを成就できないまでも、ほぼ完璧に近い程度には達成できる」の意でして、真心の大切さを述べた句です。<o:p></o:p>

しかし現在ではもっぱら「的中はしていないが、大きく外れてはいない」の意で用いられています。<o:p></o:p>

当たる、中るを使う成句として、当たって砕けろ・当たるも八卦当たらぬも八卦・犬も歩けば棒に当たる・罰が当たる・下手な鉄砲も数撃てば当たる。などがあります。


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