テレビ画面に釘付けであります
なんたって凄い、そしてつくづく恐ろしい国と、改めて思いました。高速鉄道の事故のニュースです。原因究明もなんのその、ショベルカーのバリバリと凄まじい音が耳をつんざくばかりの勢いで、事故車両をずたずたにして地中に埋めてしまっていました。いくら報道管制や自由な物言いを規制されていても、これでは目撃した民衆や報道陣、そして遺族は、一言二言も言わずにはいられないでしょう。
経緯を述べる責任者の弁明もまた奇抜でありました。「人命救助に足元が悪く地ならしのため」とか。他に手立てがないとは、とてもではありませんが思われません。こんなに急速に現場を処理するには、それなりの当局にとって、必要かつ重要な理由があってのことでしょうが、もしかしたら粉々にされて埋められた車両の中にまだ遺体が、いや生存者がいたかも知れません。
そして早々と運行開始であります。事故現場を見下ろしながら高速列車が通過していきます。まるで白昼夢を見てるようでありました。それよりその列車に乗る人たちの神経の太さには頭が下がります。いえ呆れました。さすが大人(たいじん)のお国です。悠々迫らずといった図であります。
こういった所業をあっけらかんと遂行するお隣さんとはいえ、やはり仲良くしていかなくてはならぬのでしょう。お隣づきあいも命懸けであります。
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