芝居を観に行ってきました
天気予報は関東東北共に荒れ模様と伝えていましたが、出かけるころにはみるみる雲は払われ上天気となりました。普通電車で向かいます。途中何ごともなく松戸に到着、駅ビルのそば屋でカレー南蛮のそばを頂きました。店内かなりの混みようで四角い大きなテーブルの相席に腰を下ろします。直ぐに正面の席に若いアベックが座って、どうやら初めてのデイトの様子です。今流行りの婚活が実を結びつつあるとこらしく、青年は自分の仕事の説明に一生懸命でありました。運ばれてきた蕎麦に箸がなかなか進まず、他人事ながら昼食は蕎麦屋ではなく他にすればと気になります。蕎麦が伸びていくのが気が気ではありませんでした。
さて今回のお芝居はスナックで行われています。昔芝居の打ち上げの二次会三次会に何度か行っているのですがいつも深夜、それも若い団員さんたちの後を付いていくだけでしたので、真昼間のこと、目印のダイエーの目の前でダイエーの場所を尋ねてしまいました。
会場に着いたのは開演2時の一時間前。団員たちとしばし歓談。開場前に店内に設えられた椅子席に座り、サービスのドリンク生ビールをいただきます。やがて開演、志村氏と並んでしばしの時を過ごしました。
「お芝居はチラシによれば「バーのカウンターで起こる小さな物語…それは男と女のふとしたすれちがい、それともほんの少しの心のざわめき…カポタストを会場に、ピアノの生演奏とともに、貴方にお届けします」
構成・演出 石上瑠美子
ピアノ 石川涼子
原作 オキ・シロー
であります。
最初に石上さんからバーに関するいわゆるマナーとかかが説明され、カクテルの奥深い逸話や、故事来歴が笑いをともなって案内されました。なれどこの老体は若いころから酒席といえば赤ちょうちんや場末のスナックが主流でして、敢えて言わせて頂けばトリスバーが精々でありました。重ねていわせてもらえば「いないいないばー」か「ぶったくりバー」でしょう。これは怖かった。違った面でのスリルを味わったりしました。
ショートストーリー三つの物語で構成されてあります。チラシにある通り、それはそれは笑いあり、それにほろ苦い笑が加味されていて、会場に笑いがあふれました。ベテラン・若手・新人とそれぞれの熱演を堪能した1時間でありました。
帰りは志村氏が常磐線のホームまで見守って下さり、今更ながら氏の心配りに感謝であります。
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どんな場所も舞台にしてしまう石上瑠美子さんの演出は、確かなものですね。
終わり良ければすべて良し。
おかげさまで良き一日を過ごさせて頂きました。
改めてお礼を述べさせて頂きます。