観測にまつわる問題

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アメリカはアジアの中国支配に対する実効策を

2013-12-08 04:22:45 | 日記
MITシニアフェロー・岡本行夫 中国の日米分断に乗るな(MSN産経ニュース 2013.12.8 03:06)

>外に見える形で米国が日本の安全保障上の利益を害した例はない。日本政府は方針変更を米国に要求すべきだし、それを聞かない米国でもあるまい。

防空識別権問題で、日米に乖離があるのは危険だ。これを日米同盟の危機と捉えて、オバマ政権並びにアメリカ国民の理解を求めていくことが重要だろう。

>日本に絶対的な分がある事例なのに、アメリカでは「日本と中国、どっちもどっち」という意識が広がる。

アメリカでのキャンペーンが不足しているとしたら、問題だ。中国の一方的言い分を野放しにしてはならない。

【社説】米副大統領のメッセージは不十分―防空識別圏撤回要求が必要(ウォーるストリートジャーナル日本版 2013年 12月 05日 21:28)

>米国などが今回の防空識別圏を認めれば、中国は「昔からの領海」と訴えている南シナ海のほぼすべての上空に新たな防空識別圏を設定する可能性がある。

例え民間機でもアメリカが防空識別圏を認めるのは危ない。南シナ海でも認めることになるだろうからだ。そうすれば、フィリピンやベトネムも中国に屈服せざるを得ず、アメリカのアジアでの退潮は決定的になるだろう。これは日本だけでなく、アメリカがアジアでどうしたいか、現状を維持したいか、中国の好きなようにやらせたいかの問題だ。

>米国は中国指導部に、防空識別圏が取り消されなければ、米空軍・海軍が共同で尖閣諸島周辺の巡視を開始すると伝えるべきだ。

尖閣は日米安保の対象なのだから、これが出来ないはずはない。中国の現状変更に対応するには、このぐらいの対抗策は必要だ。中国が米軍に手を出すはずはなく、中国が何を言おうと、危険性はないと思う。