おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。
久しぶりの更新になります。
また、マイペースでブログを続けたいと思っています。
私の住む高崎市はそう大きな混乱もありませんでした。
節電など自分にできることを心掛けながら、
生活していきたいと思います。
●地震保険に入るなら
今回の震災を受けて、
地震保険についてのご質問をいただいています。
まず、
地震保険は火災保険とセットで加入します。
今、地震保険に入っていない方は、
地震保険に単独で入ることはできません。
今入っている火災保険に上乗せして入ることになります。
途中から地震保険を上乗せすることもできます。
ただ、一部の共済など、そもそも地震保険を持っていないか、
すごく小さい保障しか持っていない商品もあります。
この場合、しっかりした地震保険を検討するには、
解約して、新しい保険に入り直すことになります。
例えば、5年一括で保険料を払っていて、
その途中で解約する場合でも、
残っている期間分の保険料は一般に戻ってきます。
※内容は保険商品によって異なります。
今入っている火災保険の担当の方にご相談いただくのが
いいと思います。
・・・
次は、保険金額です。
地震保険の保険金額は火災保険の30%~50%となります。
火災保険は、万一、火事になったときに、
新しく家を建替えられるように金額を設定します。
大ざっぱにいうと、
建物の価格が2000万円なら、
火災保険の保険金額も2000万円に設定します。
でも、地震保険はその30%~50%の範囲で設定します。
つまり、建物の価格が2000万円で、
火災保険を2000万円に設定している場合、
地震保険は最高でも50%の1000万円までしか設定できません。
また、地震保険には上限があります。
建物は5000万円、家財は1000万円が上限です。
一般家庭にはあまり関係ないように思いますが。
・・・
なぜ地震保険は火災保険の半分までしか入れないか?
これには理由があります。
地震の被害は、火災と違って、
起きるときはまとまって起きます。
今回の震災をイメージいただければよくわかると思います。
このリスクを保険会社が取れないのです。
さらに、地震が起きて、その補償額が一定の金額を超えた場合、
政府も負担することになっています。
政府は地震再保険特別会計というのを作って、
そのお金をプールしています。
こうして、地震保険という商品が成り立っています。
さらに、地震の保障額が一定の金額を超えた場合、
全額支払われないことがあります。
政府の特別会計でも足りない場合などです。
今回の震災では、地震保険の支払いは1兆円規模になるとの
見通しが新聞で発表されていました。
また、地震保険の支払い余力は、民間の保険会社と政府で、
現在のところ、約2兆3000億円あるそうです。
(3月21日の日経新聞より)
以上、地震保険の概要でした。
補償内容は商品ごとに異なります。
まずは、今入っている火災保険の保険会社に
問い合わせるといいと思います。
牛込伸幸FP事務所
http://www.fpushi.com/
●メルマガ「貯金ができる!住宅ローンと保険のコツ」連載中。
詳しくは→http://www.mag2.com/m/0001150470.html
※本資料は作成時点の法令等に基づいた内容です。
内容やデータなどにつきましては慎重に調査しておりますが、
その正確性・確実性を保証するものではありません。
これらの情報によって生じたいかなる損害についても、
補償はできません。
久しぶりの更新になります。
また、マイペースでブログを続けたいと思っています。
私の住む高崎市はそう大きな混乱もありませんでした。
節電など自分にできることを心掛けながら、
生活していきたいと思います。
●地震保険に入るなら
今回の震災を受けて、
地震保険についてのご質問をいただいています。
まず、
地震保険は火災保険とセットで加入します。
今、地震保険に入っていない方は、
地震保険に単独で入ることはできません。
今入っている火災保険に上乗せして入ることになります。
途中から地震保険を上乗せすることもできます。
ただ、一部の共済など、そもそも地震保険を持っていないか、
すごく小さい保障しか持っていない商品もあります。
この場合、しっかりした地震保険を検討するには、
解約して、新しい保険に入り直すことになります。
例えば、5年一括で保険料を払っていて、
その途中で解約する場合でも、
残っている期間分の保険料は一般に戻ってきます。
※内容は保険商品によって異なります。
今入っている火災保険の担当の方にご相談いただくのが
いいと思います。
・・・
次は、保険金額です。
地震保険の保険金額は火災保険の30%~50%となります。
火災保険は、万一、火事になったときに、
新しく家を建替えられるように金額を設定します。
大ざっぱにいうと、
建物の価格が2000万円なら、
火災保険の保険金額も2000万円に設定します。
でも、地震保険はその30%~50%の範囲で設定します。
つまり、建物の価格が2000万円で、
火災保険を2000万円に設定している場合、
地震保険は最高でも50%の1000万円までしか設定できません。
また、地震保険には上限があります。
建物は5000万円、家財は1000万円が上限です。
一般家庭にはあまり関係ないように思いますが。
・・・
なぜ地震保険は火災保険の半分までしか入れないか?
これには理由があります。
地震の被害は、火災と違って、
起きるときはまとまって起きます。
今回の震災をイメージいただければよくわかると思います。
このリスクを保険会社が取れないのです。
さらに、地震が起きて、その補償額が一定の金額を超えた場合、
政府も負担することになっています。
政府は地震再保険特別会計というのを作って、
そのお金をプールしています。
こうして、地震保険という商品が成り立っています。
さらに、地震の保障額が一定の金額を超えた場合、
全額支払われないことがあります。
政府の特別会計でも足りない場合などです。
今回の震災では、地震保険の支払いは1兆円規模になるとの
見通しが新聞で発表されていました。
また、地震保険の支払い余力は、民間の保険会社と政府で、
現在のところ、約2兆3000億円あるそうです。
(3月21日の日経新聞より)
以上、地震保険の概要でした。
補償内容は商品ごとに異なります。
まずは、今入っている火災保険の保険会社に
問い合わせるといいと思います。
牛込伸幸FP事務所
http://www.fpushi.com/
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詳しくは→http://www.mag2.com/m/0001150470.html
※本資料は作成時点の法令等に基づいた内容です。
内容やデータなどにつきましては慎重に調査しておりますが、
その正確性・確実性を保証するものではありません。
これらの情報によって生じたいかなる損害についても、
補償はできません。