スーパー陸上、結果・・・

寒いだけならず、雨まで・・・けが人も出てしまいました。

そんななか、100ｍタイソン・ゲイの体の軸が安定した走りは見事でした。

だいたい、コンディションの悪い日は、それが気になった選手は負けですね。勝つ選手はあの寒い雨のなか、すがすがしい顔をして走っています。でも、これはなかなか難しいことです。

逆に、記録は捨てて、勝負にこだわるなら、悪天候を見方につけることもできます。ヘルシンキの400ｍＨ為末大選手がそうでした。大雨で周りの選手が集中力を欠くなか、これはチャンスとばかりに。

ＰＳ．
100ｍの朝原選手は来年の北京まで続けて欲しいですね。リレーが楽しみです。

幅跳びの池田久美子選手。今年は助走と踏切が繋がりませんでした。終盤、せっかくの助走が小さくまとまってしまったような。一旦、区切りをつけて、がんばって欲しいですね。冬にイメージを作って、春の一発目の試合で、何も考えず、気持ちよくジャンプすれば、きっと大丈夫でしょう。それにしても、女子で7ｍは達成できたら驚異です。

スーパー陸上ヨコハマ２００７

今日の午後です。

この試合、はじめて陸上競技を生で観るなんて方には最高ですよ。メダリストが多数出ることもありますが、何より半日ですべての競技が観られる点がいいですね。

普通、5日間くらいかけて試合は行なうので、自分の観たい種目を選ぶと、どの日に行こうかあ・・・と迷ってしまいます。

ほぼシーズンオフで選手もだいぶリラックスして走るんでしょうが、それでも一流選手ですから迫力十分です。100ｍのパウエルは先日、イタリアで流して世界新を出してましたからひょっとします。でも、今日は少し寒いかなあ。

特に、生でみると、驚くのは・・・

ハンマー：今日は室伏と世陸金のティフォンが出るようです。投げるときの回転の速さと、ハンマーの初速。

100ｍ：スタート反応時の集中力と爆発力。後は中盤からの加速。

200ｍ：コーナーから直線に出たときの加速。ここで遠心力をうまく推進力に変えた選手が勝ちます。

幅跳び：踏み切り手前のスピード感（幅跳びは踏み切り前に助走スピードを殺さず、スムーズかつ爆発的に踏み切れるかがポイント）。あとは空中後半ののび。うまく踏み切りできた選手は落ちそうで落ちない、まさに飛んでいる感じで、着地していきます。高校生は空中2歩半ですが、カール・ルイス（古いですか？）はよく空中3歩半っていいますよね。


ちなみに、私は残念ながらテレビ観戦です。こどもが半日座って観られるようになったら行こうと思います。