そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

12月18日(金)新興古書店で!

2015年12月18日 | 公開

  御茶ノ水の古書会館で開かれている新興古書展へ行く。もうこの時間では、何も残っていないだろうと安心?して入ったら、「文行堂」さんのコーナーに、ななななんと和歌懐紙の束が! きゃ~、端作を見れば、蜂須賀茂韶家の新年歌会の懐紙一括ではないか。式正な、御歌所制定の書式に則った懐紙10枚、4枚は女性の懐紙だ。うわ~、たまらんわ。こういうのが欲しかったんだよ。幸か不幸か?持ち合わせがある。ちと痛みがひどいが、それだけにお手ごろというか、たったの25,000円。なんでこんなに安いのよ~。1枚2,500円かよ!

  大原重朝の懐紙もあるぞ。こりゃ調べ甲斐がありそう。これから行くところがあるから、丸めて包んでとお願いする。

  るんるん気分で、「まつや」で一杯と赴けば、超満員。「神田やぶ」へ行ったら、ガラガラでした。帳場の「おせいろ~~~いちま~~~い」のお声は素敵、素敵。

  18:00からの、東博平成館講堂の講演に行くのだ。上野まで歩く。途中、「あぐり」に寄って、風俗画報財布が大好評だった報告をする。オーナーがロバート・キャンベルさんのご著書を読んでいらっしゃった。

   


12月18日(金)島根食材のイタリア料理店開店

2015年12月18日 | 公開

  花札演習は年内最後で、十二ヶ月の発表が終了。最後は八月坊主札だった。今回の受講生には、川越女子高出身者はおらず、説明に難渋する。

  さて、同僚K教授より、神楽坂に島根食材を使うイタリア料理店が開店したとの情報を聞かされる。ゆかし、ゆかし。矢も立てもたまらず、神楽坂へ。もちろん歩きである。「レ・リーサを覗けば、お母様がいらしたから、クリスマス仕様のクッキーをもとめた。それから、「jokogumo」へ寄って、仙台出身の店員さんに、先日購入したガラスの盃はまことに素晴らしかったとご報告申し上げる。そして、くだんのお店、「クッチーナ イタリアーナ ロッチャドォーロ神楽坂」に入ってみた。

  K教授の情報の通り、オーナー・シェフは浜田ご出身のよし。ご実家は漁師さんだといか。母校はもちろん浜田高校で、私は松江北高ですと自己紹介した。島根食材とはいえ、境港にあがったベニズワイガニ入りのパスタを選ぶ。11日に開店したばかりで、フロア・スタッフの方々も若々しく、好感が持てましたわ。

  「瑞花」さんでまた大根やら人参やらを買ってしまい、バックパックが重くなる。さて、御茶ノ水へ移動し、新興古書展へ。