そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

12月21日(月)個人的には御用納め

2015年12月21日 | 公開

  年内の授業は個人的に本日が最終。朝いち演習は春学期以来読んでいたテクストを読了。年明けは全体を論ずると宣言しておく。続くふるほん講義は、平家物語の諸本論。何でも喋らなくてはなりませぬ。『中世文学』に載った松尾葦江先生のご講演は、実に役に立つ。

  昼休みに博士課程の院生A君がやって来て、来年度の研究計画について話し合う。まあ飯でもと「高七」へ。米の汁も二合温めていただき、A君は遠慮してか日替わりを注文。私はあなごにした。博士論文提出のロードマップを意識して、2016年度は気張っていただきたい。

  4時限の研究は、小さな歌集論を話す。年明けは実質1回で、理解度の確認となる。そろそろフィニッシュを考えねば。

  16:30から修士課程の院生A君の学会下発表を聴く。もっと内容を読み込めるはずだと、発破をかけておいた。ぎりぎりまで、じたばたして欲しい。年明けにもう一回リハーサルの予定。本番は1月9日だからな。

  さて、神楽坂で買い物をして帰る。目当てのお店は締まっていた。メンチコロッケを人数分もとめる。「Dolce Vita」でワインを買ったら、プレゼントだと言ってジェラ―トを下さったが、正直、有り難迷惑でござんした。