大学院のゼミでは、担当の院生さんの基礎的発表を聴く。A先生から、あくまでも院生同士に質疑をさせるようにと釘を刺されていたから、余計なことを言わぬよう注意した。一応、漏れなく概説をしてくれたのだが、肝心のテクスト本文はほとんど読んでいない感じで、我々が日本で行なうゼミとは方向性が違うような気がした。しかし、あくまでも院生自身に考えさせることを徹底するとの方針は、優れた指導法であると思う。学ぶところは大きい。
キャンパス内のギャラリーに入ってみた。現代アートの展示スペースだが、なぜか明治20年の浮世絵「貴顕納涼之図」が展示されていた。明治天皇と皇后が描かれている。カフェがよさげだったが、本日はパス。
なんだかむしょうに天麩羅が食いたくなったので、夕食は宿舎のすぐ近くの「旬」へ行く。天丼と牡蠣の天麩羅、それに鮭皮サラダに茄子の田楽まで注文してしまった。「旬」は日本語が通じる。板さんに「燗酒はできますか?」とうかがうと、「大丈夫」とのお返事。そこでウェイトレスのヤンキーね~ちゃんに、「お酒は燗をください。銘柄は何がいいですか?」と尋ねたら、「かしこまりました」と行っちゃった。
しばらくして、「飲みにくいので容器を変えておきました」と持ってきたのが、冷酒である。??? そ、そういえば、「ふなぐち菊水一番しぼり」の空き缶がトレイの上に載せてあったわい!
きゃああ、「燗」と「缶」を間違えられたんだ。でも、これはおいらが悪かった。それに、細やかなお心遣い、かえって恐縮である。冷酒をありがたくいただく。板さんからも「すみませんねえ」と詫びを言われたが、どうして、どうして。愉快な「カン」違いであったわい。2本目は「男山」の熱燗を注文した。箸と猪口は持参。例の黒江塗を持って来ているのだ。
帰りにリカーショップでスピリッツを買う。もうワインだけでは飽きてきたのでな。
キャンパス内のギャラリーに入ってみた。現代アートの展示スペースだが、なぜか明治20年の浮世絵「貴顕納涼之図」が展示されていた。明治天皇と皇后が描かれている。カフェがよさげだったが、本日はパス。
なんだかむしょうに天麩羅が食いたくなったので、夕食は宿舎のすぐ近くの「旬」へ行く。天丼と牡蠣の天麩羅、それに鮭皮サラダに茄子の田楽まで注文してしまった。「旬」は日本語が通じる。板さんに「燗酒はできますか?」とうかがうと、「大丈夫」とのお返事。そこでウェイトレスのヤンキーね~ちゃんに、「お酒は燗をください。銘柄は何がいいですか?」と尋ねたら、「かしこまりました」と行っちゃった。
しばらくして、「飲みにくいので容器を変えておきました」と持ってきたのが、冷酒である。??? そ、そういえば、「ふなぐち菊水一番しぼり」の空き缶がトレイの上に載せてあったわい!
きゃああ、「燗」と「缶」を間違えられたんだ。でも、これはおいらが悪かった。それに、細やかなお心遣い、かえって恐縮である。冷酒をありがたくいただく。板さんからも「すみませんねえ」と詫びを言われたが、どうして、どうして。愉快な「カン」違いであったわい。2本目は「男山」の熱燗を注文した。箸と猪口は持参。例の黒江塗を持って来ているのだ。
帰りにリカーショップでスピリッツを買う。もうワインだけでは飽きてきたのでな。