そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月7日(水)22:00@Seattle

2010年04月08日 | Seattle日記
 TAのSさんのお誘いで、日曜にお食事会?を行なうことになりそうだ。魚介類が大好きで、NYではオイスターバーに入り浸っていたと申し上げたら、ウォーターフロントのお店を予約してくださるらしい。バスで連れて行ってくださるそうで、合わせて楽しみである。どうもバスのチケットは複雑で、現金で払うほうが面倒がないらしい。NYだと、地下鉄もバスも、チャージ可能のメトロカード1枚で済んだが、それが特殊なのだそうだ。東京のSuicaなんか、ずいぶん進んでいるということか。

 今日は学部のクラスなので、13:00に宿舎を出て、授業を行なってから、帰路買い物をして、部屋に戻り付いたのが17:00だった。火・木は出勤?30分早くなるが、だいたいこういう生活パターン。つまり、平日の午後は仕事ということ。

 洗井大学も経営が大変らしい。米国もデフレ気味で、給与のカットや、節約が行なわれているという。固定電話を4000台も廃止するとか。サバティカルも、文字通り7年に1回取得できるのが原則だが、交渉次第でいろいろなケースがあるらしい。その際に、給与のカット具合で、認められる場合もあるようだ。我々のシステムとは全く違う。

 宿舎に戻ったが、昨日も今日も、カードキーがうまく作動しない。フロントで直してもらうが、原因不明。携帯電話のそばに置くなと言われたけれども…。渡米の飛行機で預けたトランクケースの一部が破損したので、保険会社に電話をかけたが、これまた長話となって、なかなか埒があかない。面倒なことは次々と出来する。

 日本でも少々トラブルが発生したが、なんとか収まりそう。主任のT教授に近況報告。折り返し、研究指導の登録をまだ行なっていない後期課程の院生が何名かあるとお返事をいただく。心当たりの人は早く手続きをしてほしい。日本でのオンデマンド授業にもアクセスして、書き込みを行なった。パートナーは科研費が取れたので、小躍りしているらしい。彼女が科研費を取れなかったことを知らない。書類の書き方がよほど上手いのであろう。

 明日は大学院のゼミなので、予習が大変。来週から使用するテクストについては、A先生と打ち合わせて来た。学部の方は全25回の授業で百人一首を全部やる。どう考えても日本の科目より内容が濃く、ハードである。