そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月20日(火)3:00@Seattle

2010年04月20日 | Seattle日記
 アーティチョークを茹でて食ってみた。茎と、先端のほうをザクッと切除し、酢で色止めしてから、大きめの鍋に湯を沸かして塩と酢を入れ、様子を見ながら40分ほど茹でた。皿に取り出すとバラバラになったので、マヨネーズをつけて食った。なるほど、ソラマメみたいな味だ。芯?の部分は栗みたいである。それにしても手のかかる食材だな。ヨーロッパあたりには、好きでたまらぬ人も多いとか。ソウルフーズというやつだろう。我ら松江人にとっての、蜆の身のごときものならむ。

 アーティチョークに手間取ったので、主食?はうどんにする。スチームケースに宇和島屋で買ってきた冷凍うどんの玉を入れて電子レンジで解凍、湯でざっとほぐして小丼に入れ、ダシ醤油をぶっかけ、老母が渡米に際し持たせてくれた出西生姜の粉末をふりかけた。

 アイスランドの火山噴火のニュースばっかりやっている。私の親戚の中にも、フランクフルトで足止めになっている者がいるらしい。

4月19日(月)17:00@Seattle

2010年04月20日 | Seattle日記
 メトロ(バス)のトランスファーの仕組みはようやく理解できたような気がする。しかし、バスの前方には自転車を積載する器具が付いている(画像)のは驚きだ。これだけ坂が多いと、こうした便宜が必要なのかもしれないが、トレイルも発達しているので、自転車族自体が多いということもあるのだろう。ちなみに宿舎の並びのアパートは、「トレイルサイドアパートメント」と表示されている。

 昨日、ウォーターフロント行きのバスに乗り、犬を連れたオッサンの近くの席に座った。こちらのバスは、犬連れ(盲導犬ではない)でも一向に構わんらしい。犬の料金はいくらならむ? その犬が、なんとスピッツだった。なつかしや! きょうび、日本でスピッツなんぞ、まずお目にかからない。日本スピッツは絶滅したのだろうか?

 文語の授業は予定通り進行。最後にA先生が先週末の試験答案を返した。それから、ギャラリーに行ってみたが、月曜休館なのであった。構内の博物館等には、大学の身分証明書を提示すれば無料で入れるそうだ。明日にでもまた行ってみよう。

 夕食にはアーティチョークに挑戦する。下ごしらえに奮戦中。