夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

畑の桜満開

2010-05-06 06:57:26 | 原ヶ平農場
 原ヶ平農場は自衛隊弘前駐屯地の隣である。ヘリコプターは飛ぶし、隊員の訓練の号令は朝からずっと聞こえるし、ラッパの音も聞こえる。そういうマイナス効果と同時に、境界線とも言える土塁の上には巨木化した桜の木が等間隔で植えられていることだけが救いといえる。今の時期はこの桜が満開になって、畑作業をしながらも桜を楽しめる。隊員もきっと厳しい訓練の合間には、かなりこの桜に慰められるのではないだろうか。
 沖縄の米軍基地の移設問題はこじれまくって、もはや民主党の明日もない。なんで今更米軍に守ってもらわなければならないのか。沖縄や三沢に米軍が駐留しているが、自衛隊を解散するか、米軍と手を切るかどちらかにしてほしいと思う。
 この時代もはやドンパチの時代ではないと思う。アメリカは日本を守るのではなく、アメリカを守っているだけではないのか。日本列島を見ると、なんだかアメリカを守る要塞に見えるときがある。お金がいくらあっても、猜疑心の深さのごとくどんどん日本の財産が消えていく。北朝鮮を見れば、その最悪の状態が見えてくる。

 そんなことを考えながら、畑を耕し汗をかく一日である。農場には鳥が多く棲んでいて、賑やかである。今は種の繁殖期なのだろうか、雉が土塁の桜の木の間からメスを求めて啼いている。オスの雉はどうしてあんなに鮮やかな衣装をまとっているのだろうか。それに比べカラスは真っ黒で、オスメスの区別もつかない。神様は何か理由があって、こうした差別化をしているのだろうか。