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5月3日(土)弘前市上瓦ヶ町にある「スペースデネガ」で、岩川光氏のコンサートに家内と出かけた。同会場内にあるレストランでイタリア料理の店があったので、少し早めの夕食をとった。
落ち着いた店で、シェフはイタリア人だろうか?後から母親らしき人を伴って現れた3人連れの一人が奥さんで、日本の方だとわかった。
コンサートまで1時間もあるからパスタとピザくらいなら間に合うだろうと注文したが、なんとパスタは食べたもののピザがなかなか出てこない。結局ピザは間に合わず、後で持ち帰ることにした。日本人の几帳面さとの違いだろうか・・・?
PM6時50分会場に入るとき、岩川氏と挨拶を交わす。ひげを蓄えた岩川氏はますます風格が上がったようにも感じるが、まだ24歳くらいではないだろうか。
彼とは農場開きのコンサートで、5年前くらいに演奏を頼んだことがある。そして当時の彼は高校三年生であった。その後弘前大学に進学したが、プロの演奏家を目指す彼は南米のボリビアに留学している。パン工房ゆいまあるの2年前のオープン時には、たくましく成長した彼の演奏の姿がそこにあった。プロだよなあという感慨深いものがあった。
そして今回そばに伴っていたのが将来を約したという女性であった。彼からもう直ぐ結婚しますという紹介があった。
7時、会場の座席はほぼ満席で、岩川さんが挨拶をした。若いのにも関わらず、彼のトークはいつも味があると思う。一体彼は何歳だろうかとすら思ってしまう。
今回のコンサートはチューチョ・デ・メヒコという77歳のギタリストでアルパという小ぶりの竪琴風の楽器を演奏した。そしてまた彼の歌い声もとてもその年齢とは思えない若々しい歌声であった。彼は少し前体調を崩して咳がでて困るという風だったが、それでも弘前に来たのは、愛弟子の弘前出身のアルパ奏者・小野華那子がいたからと岩川が紹介した。とても可愛い16歳の女性で、そしてアルパをとても見事に演奏してくれた。
三人での演奏も本当に良かったと思う。
次回のコンサートは7月10日で、前に一度聞いたことのある智栄というギタリストとの岩川のコンサートである。ライブ演奏は本当にいいなと感じている。