短歌/子別れ 2009-11-27 06:56:53 | 創作(etude) ・言葉なき吾子ベッドにて本読みてわれを起こすに本を落としぬ ・この年を限りとしておる吾子との日三十三歳旅立ち間近 ・吾子背負い日々つなぎおる幸せも新たな年に老いを背負うか ・吾子の弾く即興曲は胸に沁む酒を酌みつつ目頭熱し ・父母と呼べない吾子のまじまじと見つめる眼何を語るか ・父親と同じ月日に生まれたる吾子のアルバム引き出している