NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

たい肥のお話

2016-09-13 11:26:44 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
 9月10日の畑で遊ぼうでは、ダイコンや小松菜などを育てる畑に牛ふんたい肥を撒きました。そこで、堆肥のお話を少ししよう。

人間が丈夫に育つためには、栄養をとらないといけないよね。人は何種類の栄養素をとる必要があるか知っているかな?答えはなんと33種類。人はたくさんの種類の栄養をバランスよくとることが必要なんだ。それと同じように作物が育つためにも養分が必要だ。その役目をはたすのが「たい肥」や「肥料」なんだね。
たい肥は大きく分けて3種類ある。うしのうんちを原料にできている「牛ふん堆肥」、ぶたのうんちが原料の「豚ぷんたい肥」、にわとりのうんちが原料の「鶏ふんたい肥」。最近はうまのうんちが原料の「馬ふんたい肥」もある。作物が育つには、チッソ、リン酸、カリウムの3つの養分が必要なんだけど、その養分がバランスよく含まれているのが牛ふん堆肥なんだ。ふつう、たい肥は種まきや植え付けをする前に畑にまいて土とよく混ぜあわせておく必要があるんだ。だからみんなで畑に牛ふんたい肥をまいたんだね。
こえどファームで使っている牛ふん堆肥は、狭山市で肉牛を飼育している牧場からダンプで運んでもらっている。ここのたい肥は栄養価が高く多くの農家さんで使われていて、美味しい野菜ができると評判なんだ。こえどファームでもきっと今年の冬も美味しい野菜がたくさん食べられるね。




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