NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

ホップ研究ツアー

2010-12-14 15:32:12 | えとせとら

ハーブ園長から「ホップ研究ツアー報告」が届きました。

ハーブ園管理の合間を縫って「ホップ」の勉強に行ってきました。

(1)ホップの育成
多年草なので地上部分は冬は枯れてしまいますが、春になるとまた芽が出てくるのです。
高い支柱に弦がのびるので、竹馬で収穫するのだそうです。夏には森のように茂っていたホップも12月になると頂上部分を除いて、緑もほほ目立たなくなってきます。

(2)ホップの効用・利用法
効用があるのはホップの雌花です。それも受粉していない雌花。毬花(まりはな)と呼ばれます。その中のルプリンとよばれる黄色の粉に①健胃 ②利尿 ③沈静 ④殺菌 ⑤女性はより美しくなる・・という5つの大きな効用があると言われています。

ホップは、産地によって苦味や香りが異なります。
ドイツの産地が著名ですが、ノーザンブルワー、テトナング、ヘルスブルッカー、ザーツ(チェコ)、みんなで噛んで見ました。やはり苦いですね。

なんといっても、ホップの利用法の一番はビールです。
ビールを造るために麦汁のなかにホップを入れる儀式が「添加式」です。
でもさらに何週間も熟成させないと私たちが飲むビールにはなりません・・

写真はこちら 「HOP.pdf」をダウンロード

来年はこえどファームでもホップを育ててみたいと思っています。株分けで育つそうなので、どなたか分けて頂ける方を知りませんか?


ノコギリクワガタ 続報

2010-12-11 21:33:29 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ

ノコギリクワガタの続報です。

前回、幼虫2匹と卵3個が確認されたことをご報告しました。最終的に、1組のペアから16匹、もう1組から14匹、合計30匹が誕生しました。0026

今回は随分と大きくなっている幼虫も確認できました。0023

これからの成長が楽しみですね。


畑で遊ぼう!!こえどファームへようこそ!第9回 その3

2010-12-09 22:01:13 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ

お土産タイムは・・・

★野菜の収穫

10月に種まきをしたコマツナ、ミズナ、チンゲンサイ、シュンギク。どれも大きく立派に育っています。さあ収穫です!!

★地粉

すいとんや手打ちうどんにピッタリの地粉。完売しました。

★地粉うどん 太麺と極太麺(ひもかわ)

こちらも冬にぴったりの地粉うどん。小麦本来の味が楽しめます。どちらも1袋300円。まだ在庫はあります。

★KSファームの干し柿とキウイ

佐渡のKSファームさんから届いた干し柿とキウイ。この佐渡の干し柿は八珍柿と呼ばれ、種の出来ない渋柿です。新潟県には越後七不思議というのがあるそうで、この七不思議の次に珍しいということで八珍と名付けられたそうです。 干し柿は1パック500円。キウイは1パック300円。どちらも完売しました。

★さといも

今年の夏は雨が降りませんでしたね。そのためとても小さいお芋でした。でも味は折り紙付き。1kg300円です。まだまだありますよ。金曜日ならお分けできます。

★さつまいも

さといも同様に小さいお芋が多かったですね。でもヤキイモにはピッタリのサイズですよ。まだ少し残っています。こちらも金曜日ならお分けできます。


畑で遊ぼう!!こえどファームへようこそ!第9回 その2

2010-12-06 22:44:48 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ

遊びタイムは・・・

★ハートのサシェ。

2色のフェルトでつくったハート型のサシェ。格子状に編み込むのはちょっと難しかったようです。

香りはラベンダー?ローズ?どちらにするか迷ってしまいます。スプーン一杯分をティーパックに詰めて、ハートにしまいます。

お好みのリボンを付けて、出来上がり。

かわいいサシェの出来上がりです。

★みつろうクリスマスキャンドル

(1)みつばちの巣の元になる巣礎と呼ばれるシートを用意します。

(2)シートを片側が13㎝、反対側が7㎝になるようにカットします。

(3)ろうそくの芯にする紐を14㎝に切ります。

(4)シートをドライヤーで温めます。

(5)芯をシートの長辺にのせ、しっかりと押さえます。

(6)芯を巻き込むように、少しずつ巻いていきます。

(7)ある程度巻けたところで、少し力をいれてしっかり巻きます。

(8)巻き終わったら、端をぎゅっと押さえて出来上がり。

手作りのろうそくで、今年のクリスマスは素敵な夜になることでしょう。


畑で遊ぼう!!こえどファームへようこそ!第9回

2010-12-05 22:01:03 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ

4日はミニ収穫祭。ミニと言っても内容がとっても充実しているのがこえどファーム。

こえどファームの収穫祭は、食べタイム、遊びタイム、お土産タイムの三部構成。それではまずは食べタイムのご報告から。

今回の食べたイムは「すいとん」と「石焼きいも」と「おにぎり」

★すいとん。

(1)すいとん用の大釜は前日のうちにグラインダーでさびを落とします。水だけでなく焚き火で沸かした熱湯でもよく洗っておきます。お風呂になるぐらいの大きなお釜です。大きなお釜なのでおたまも特製です。

(2)当日には・・まず収穫した野菜をきります。最初は細かく丁寧に・・
 だんだん大胆に大きく切るようになってしまいます。が、それでもOK。こどもたちも一緒に切りました。

(3)大釜に湯を沸かしてまず鰹節と昆布でだしをとります。しょうゆ1リットル。入れて味見。
もう少し調整。ううん。しょうゆ味だけみたいだな。さらに鰹節と昆布を追加。
お酒も入れてみたいけれど ないので残念。

(4)すいとんの準備をします。こえどファームでとれた小麦粉を卵と水とでよく練ります。
パンよりも少しやわらかめに練ります。

(5)野菜を煮ます。ダイコンや小松菜を先に、青梗菜をその次に、さらに水菜を・・

(6)野菜が煮えたころにすいとん(練った小麦粉)を一口サイズにしてなべに落としていきます。なべの中でくっつかないように随時混ぜていきます。大きいのや小さいのができてしまいますね。

(7)味見をして、最後に春菊を入れて、仕上げます。

食べるときはみんな各自持参のマイ茶碗をもって順番に並びます。大きいのや小さいのがありますね。たまに運悪くすいとんが入っていないときもありましたが・・ おかわり自由で解決。3杯お代わりした子もいました。

★石焼き芋。

ヤキイモは前回に続いて2回目。焼き方がだいぶ上手になりましたね。とっても甘くて、大好評。「どうしてこんなに甘いの?」こんな声が多く聞かれました。 さつまいもは掘ったあと、太陽の光を十分あてて保存すると甘くなります。また、焼いたり煮たりするときには、なるべくゆっくり火を通します。そうすることによって、デンプンが糖に変わり甘くなります。

★おにぎり。

(1)お釜を用意します。

(2)お米はとちぎのコシヒカリ3升をよく研ぎます。

(3)水を入れます。水の量が肝心です。多くても少なくてもいけません。さあどうしましょう?昔からお米の上に手をのせて、手の甲の部分が隠れるくらいが適量と言われています。でもなかなか決まりません・・・ そんな中救世主が現れました。畑にいつも来ていただいているYさんの登場です。Yさんは今はケアハウスで暮らしていますが、なにしろその道のプロです。

(4)お水の量が決まったところで、火を付けます。「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな」これ知ってます? お米を炊くときの火加減なんです。とは言ってもこれもまた難しい。さあどうしましょう? ここでまたしても救世主が現れました。用事があると帰って行ったYさんが用事を延期して再び登場です。見ていた人によれば、その手際よさは素晴らしかったそうです。

(5)炊きあがったところで、バットに移します。いい香りが立ちのぼります。おこげもあって美味しそう!

(6)おにぎりをむすびます。自分の食べる分は自分で。3升は多すぎるかと思っていたら、足りないくらい。恐るべし。

すいとん、焼きいも、おむすびとたっぷり食べてみんな満腹!! ごちそうさまでした。