4日はミニ収穫祭。ミニと言っても内容がとっても充実しているのがこえどファーム。
こえどファームの収穫祭は、食べタイム、遊びタイム、お土産タイムの三部構成。それではまずは食べタイムのご報告から。
今回の食べたイムは「すいとん」と「石焼きいも」と「おにぎり」
★すいとん。
(1)すいとん用の大釜は前日のうちにグラインダーでさびを落とします。水だけでなく焚き火で沸かした熱湯でもよく洗っておきます。お風呂になるぐらいの大きなお釜です。大きなお釜なのでおたまも特製です。
(2)当日には・・まず収穫した野菜をきります。最初は細かく丁寧に・・
だんだん大胆に大きく切るようになってしまいます。が、それでもOK。こどもたちも一緒に切りました。
(3)大釜に湯を沸かしてまず鰹節と昆布でだしをとります。しょうゆ1リットル。入れて味見。
もう少し調整。ううん。しょうゆ味だけみたいだな。さらに鰹節と昆布を追加。
お酒も入れてみたいけれど ないので残念。
(4)すいとんの準備をします。こえどファームでとれた小麦粉を卵と水とでよく練ります。
パンよりも少しやわらかめに練ります。
(5)野菜を煮ます。ダイコンや小松菜を先に、青梗菜をその次に、さらに水菜を・・
(6)野菜が煮えたころにすいとん(練った小麦粉)を一口サイズにしてなべに落としていきます。なべの中でくっつかないように随時混ぜていきます。大きいのや小さいのができてしまいますね。
(7)味見をして、最後に春菊を入れて、仕上げます。
食べるときはみんな各自持参のマイ茶碗をもって順番に並びます。大きいのや小さいのがありますね。たまに運悪くすいとんが入っていないときもありましたが・・ おかわり自由で解決。3杯お代わりした子もいました。
★石焼き芋。
ヤキイモは前回に続いて2回目。焼き方がだいぶ上手になりましたね。とっても甘くて、大好評。「どうしてこんなに甘いの?」こんな声が多く聞かれました。 さつまいもは掘ったあと、太陽の光を十分あてて保存すると甘くなります。また、焼いたり煮たりするときには、なるべくゆっくり火を通します。そうすることによって、デンプンが糖に変わり甘くなります。
★おにぎり。
(1)お釜を用意します。
(2)お米はとちぎのコシヒカリ3升をよく研ぎます。
(3)水を入れます。水の量が肝心です。多くても少なくてもいけません。さあどうしましょう?昔からお米の上に手をのせて、手の甲の部分が隠れるくらいが適量と言われています。でもなかなか決まりません・・・ そんな中救世主が現れました。畑にいつも来ていただいているYさんの登場です。Yさんは今はケアハウスで暮らしていますが、なにしろその道のプロです。
(4)お水の量が決まったところで、火を付けます。「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな」これ知ってます? お米を炊くときの火加減なんです。とは言ってもこれもまた難しい。さあどうしましょう? ここでまたしても救世主が現れました。用事があると帰って行ったYさんが用事を延期して再び登場です。見ていた人によれば、その手際よさは素晴らしかったそうです。
(5)炊きあがったところで、バットに移します。いい香りが立ちのぼります。おこげもあって美味しそう!
(6)おにぎりをむすびます。自分の食べる分は自分で。3升は多すぎるかと思っていたら、足りないくらい。恐るべし。
すいとん、焼きいも、おむすびとたっぷり食べてみんな満腹!! ごちそうさまでした。