NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

向日葵が満開になりました

2017-09-15 22:28:39 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
今年も向日葵が満開になりました! 
毎年こえどファームではお彼岸頃に向日葵が満開になります。今年の夏は雨が多く、涼しい日も多かったので生育が良く、例年より一週間早く満開になりました。

真夏の向日葵よりも一回り小さく可愛いのが秋の向日葵。種は同じでも蒔く時期を遅くらせることで秋に向日葵を咲かせることができます。この辺では梅雨明け後すぐ7月下旬に種まきをすると、お彼岸頃に満開になります。

キュウリとナスの干し野菜

2017-07-09 09:25:28 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
7月8日、「親子で畑で遊ぼう第4回」が開催されました。この日は、今年一番の暑さ! 朝から太陽がジリジリと照りつけ、真夏のようです。熱中症の危険度もとても高かったので、午後からのニンジンの種まきは中止。午前中にナスとミニトマトの収穫と手入れ、マリーゴールドの花がら摘み、お昼に特大キュウリの試食、オオクワガタの観察会をして1時には解散となりました。


ナスの追肥 固形の醗酵油かすを与えているところ


花がら摘み 咲き終わった花を摘むと次々と新しい花が咲きます。

お昼には特大サイズのキュウリ、通称”おばけきゅうり”をこえどファームの自家製味噌を付けて食べましたが、収穫が遅れたおばけナスやおばけキュウリは敬遠されがち。捨ててしまうのはもったいないので、こんな時は干し野菜にするのがベスト。太陽の光をたくさん浴びてできた干し野菜は旨みがギュッと凝縮され、甘みも増してとっても美味しいのです。
昨日収穫したキュウリとナスを早速干してみました。

左ナス 右キュウリ

【干しナスの作り方】
①ヘタを切り落とし、7~8mmの厚さに輪切りにする。
②アクが強いので3~5%の塩水に15分くらいつける。
③水気をきって、重ならないようにざるに並べて干す。
④時々、裏表をひっくり返す。
⑤3~4日干し、しっかり乾燥したら保存袋に入れて冷蔵庫で保管する。

【干しキュウリの作り方】
①種が気になる時は縦半分に切ってスプーンで種を取り出す。
②皮が硬いときはピーラーで筋むきする。
③厚さ7~8mmに半月切りにする。種や皮が気にならならない時はそのまま輪切りでOK。
④重ならないようにざるに並べて干す。
⑤時々、裏表をひっくり返す。
⑥2~3日干し、しっかり乾燥したら保存袋に入れて冷蔵庫で保管する。

農山村バイオマスの利活用

2017-05-28 21:23:49 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
5月26日(金)の午後、今年度第1回目の県政出前講座がなぐわし公園ピコアで開催されました。当日は、一日中小雨の生憎の天気にも係わらず、18名が参加しました。テーマは『農山村バイオマスの利活用』です。バイオマス・・・・? 耳にした事は有るけれど、でも、正直『バイオマスとは?』と聞かれたら、明確には答えられない状態のまま講座に参加しました。講座の冒頭、『バイオマスとは、生物資源(bio)の量(masu)のことで動植物から生まれた再生可能な有機性資源のことです』との説明。バイオマスを資源として活用する事により、地球温暖化を防止するとともに製品やエネルギーとして、効果的な利用もできる・・・・・・。(ふむふむ)

講座の前半は、埼玉県でのバイオマスの利活用事例を含めての概要説明。資源循環において農業の果たす役割が大きい事を改めて再確認する内容でした。講座の後半は、『たい肥の生産と利用』についてで『販売しているたい肥の表示と着眼点』『たい肥の種類毎の性質』『小規模なたい肥のつくりかた』『たい肥化の基本6条件と目安』などと我々の最も身近で興味の有る内容で、質問も相次ぎ限られた時間を惜しみつつ終了しました。(T.K) 

第2回こえどファームもちつき大会

2016-12-25 16:07:52 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
12月23日(金)第2回こえどファームもちつき大会が川越市農業ふれあいセンターにて開催されました。12月下旬とは思えないポカポカ陽気の下、こども36名おとな66名計102名がもちつきを楽しみました。
今年は、からみ餅、あんころ餅、きなこ餅、のし餅、鏡餅の計5種類。あつあつに蒸し上がったもち米を大きな臼に移し入れ、杵でつぶし捏ねます。次に、つき手と返し手の呼吸合わせて、ついては返し、返してはついていきます。次第次第になめらかな何とも美味しそうなお餅が出来上がっていきす。開始から1時間半ですべてのお餅がつきあがりました。参加者全員で記念撮影を済ませてから、みんなでつきたてのお餅にかぶりつきました。自分たちでついたお餅は格別でした。お餅のほかに、前日から丹精込めて準備したけんちん汁、紅赤の本格石焼き芋もたらふく食べて、これでいいお正月が迎えられそうです。



こえどファーム収穫祭

2016-11-21 22:17:42 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
11月12日穏やかな小春日和のもと、こえどファーム収穫祭が開催されました。今年で収穫祭は14回目。14年前、十数名程度で始まった収穫祭ですが、今ではこんなにたくさんの方に参加していただくまでになりました。


いつもの年の収穫祭ならば、ダイコンやホウレンソウなどの秋冬野菜をたくさん収穫できるのですが、今年は夏の終わりから続く天候不順のため生育が遅く、収穫できる野菜がなかったのは悔やまれます。でもその代わりに、サツマイモは形・色・量・味どれをとってもこえどファーム史上最高の出来でした。


こえどファームで育てているサツマイモはベニアズマ、紅赤、安納芋の3種類。この日、いもほりをしたのはベニアズマ。このおいもの特徴は、皮が濃い赤紫色で、中は淡黄色。繊維が少なめでホクホクとした食感。甘みが強く、焼き芋や蒸し芋、天ぷら、お菓子など幅広い用途に使われています。
さつまいもは熱を加えるとデンプンが糖に変わり甘味が増します。でも、一気に加熱してしまうと甘くなりません。さつまいものデンプンは65~75℃で糖化が進むと言われているので、じっくりと加熱するのがおすすめです。石焼き芋が甘くて美味しいのはじっくりゆっくり火を通しているからなんですね。サツマイモは低温と乾燥に弱いので、保存する際は冷蔵庫には入れず、新聞紙に包むか段ボール箱に入れて、風通しのよい冷暗所で保存します。保存適温は14℃です。