NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

コンニャクの作り方

2016-02-28 10:40:45 | 畑をみんなで楽しもう
用意する物
◆材料
 コンニャク芋1㎏強、 炭酸ソーダ30g
 ぬるま湯3.5ℓ、ぬるま湯350cc
◆道具
 大きめのなべ(アルミ変色してしまうのでなるべく避ける)
 大きめのバケツ(15ℓくらい)、ボウル、デジタルはかり、ミキサー、包丁、竹串
 木杓子、バット、スケッパー、ゴム手袋、たわし

作り方
①コンニャク芋をたわしでよく洗う。


②皮を剥き、卵大に切る。
 

③切った芋を1㎏計り取り、茹でる。竹串がスーと通るまで茹でる。
  

④茹であがった芋をぬるま湯(3.5ℓ)で少しずつミキサーにかける。 
 

⑤バケツに流し入れ、かき混ぜながら均等にし、20分間置く。
 

⑥ボウルに炭酸ソーダとぬるま湯(350cc)を入れ、透明になるまでかき混ぜてよく溶かす。


⑦⑤に⑥を入れ、木杓子で素早くかき混ぜる。糊状になるまで混ぜる。混ぜにくいときは、ゴム手袋をして手でかき混ぜるとよい。
  

⑧水で濡らしたバットへ流し入れる。手でよく押さえて平らにして空気を抜き、20分間置く。
  

⑨⑧に水を少し入れ、スケッパーで好みの大きさに切り分ける。この時はまだよく固まってなく柔らかいのでちぎれないように注意する。
 

⑩たっぷりのお湯で20~30分煮て、アク抜きをすれば出来上がり。
   

コンニャクづくり

2016-02-27 11:29:58 | 畑をみんなで楽しもう
2月26日、川越市北部地域ふれあいセンターにて、コンニャクづくりに挑戦しました。この日参加したこえどファームのメンバーは20名。4班に分かれて作業開始。コンニャク芋は植え付けてから4~5年は経っているものを各班1㎏を使いました。手作り感を出すため、表皮を少し残しました。レシピに従って作業を進め、最後に茹でて仕上げる段になりましたが、どの班も固まり具合がイマイチ。各班とも独自に工夫を凝らしてみましたが、仕上がったコンニャクを見ると、頭をぶつけるに足りる角(?)のあるものはわずか。殆どが様々な形で茹であがっていました。できたものは分け合って持ち帰えりました。果たして、味はどうか。試食は自宅で。全員の感想はまだ聞いていませんが、私は翌日よく冷して刺身で食べましたが、瑞々しくて程よく柔らかく、ワサビとよく合い、ついついお酒が倍になってしまいました。

この日はコンニャクづくりに取り掛かる前に、こえどファームでとれた小麦を使って作ったうどん(乾麺)の昼食会も開きましたよ。春から秋は佐渡、冬になると川越で暮らしているSさんからいただいた佐渡の飛魚を使った麺つゆとテーブルにはファームの野菜などの天ぷら、サラダやキャベツの漬物が並び、主役を凌ぐわき役になりましたけど。ファームからの食材、機材の運搬、買い出し、仕込み、飛魚を使っての出汁とり、天ぷら上げ、麺茹で、会場の設営・食器の準備とみんなよく働きました。麺つゆも天ぷらもおいしかったです。
もちろん、太麺、細麺のうどんもそれぞれの食感で、格別でした。1人前乾麺150gを茹でましたが、完食でした。それに食後には春を先取りした桜餅と草餅も。満腹!満腹! (記Y.C)


※コンニャクの作り方は、後日UPします。


県政出前講座を開催しました

2016-02-09 21:30:56 | えとせとら
2月5日、今年度4回目の県政出前講座を開催しました。今回の講座は埼玉県環境科学国際センターの石山高氏を招いて、川越市南公民館で行われました。テーマは“土”、「土と風の舎」の“土”ですし、野菜作りはまず土づくりからといわれます。とても楽しみにしていたテーマでした。
第1部の「土の種類と県内の分布状況」では、沖積土・火山灰土など県内の土の分布が低地・台地など地形条件と関係し、農産物マップとも一致する、すなわち農業者は土の性質を見極め、農産物を選び栽培してきたということです。なるほど・・・。
第2部の「土の化学的性質や役割」では、ある種の粘土鉱物をふくむ土壌粒子はマイナスに帯電するため、鉛・カドミウムなど重金属を吸着させやすい。これが鉱毒による公害を引き起こしてきたが、土壌汚染は過去のものではなく、年々顕在化している。埼玉県は調査事例数が全国3位とのこと。大気、水に比べてまだまだ土に対する関心がうすいことを感じました。(記H.K)


今年度の県政出前講座は今回が最終回。引き続き、来年度も4回程度予定しています。乞うご期待。