NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

こえどファーム的スローライフのすすめ 第2回:麦踏み

2008-12-23 10:44:57 | インポート

1221日(日) 晴れ 

 1221日は冬至。北半球では一年間で最も昼が短く、夜が長い日です。最も昼が長く、夜の短い日夏至と比べると、日照時間におよそ5時間もの差があるそうです。

<shapetype id="_x0000_t75" coordsize="21600,21600" o:spt="75" o:preferrelative="t" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" filled="f" stroked="f"><stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f></formulas><path o:extrusionok="f" gradientshapeok="t" o:connecttype="rect"></path><lock v:ext="edit" aspectratio="t"></lock></shapetype><shape id="図_x0020_1" o:spid="_x0000_s1029" type="#_x0000_t75" alt="ゆず" style="MARGIN-TOP: 51.15pt; Z-INDEX: 1; VISIBILITY: visible; MARGIN-LEFT: 385.65pt; WIDTH: 103.5pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 103.5pt; mso-wrap-style: square; mso-wrap-distance-left: 9pt; mso-wrap-distance-top: 0; mso-wrap-distance-right: 9pt; mso-wrap-distance-bottom: 0; mso-position-horizontal: absolute; mso-position-horizontal-relative: text; mso-position-vertical: absolute; mso-position-vertical-relative: text"><imagedata src="file:///C:Users渋谷雅史AppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image001.gif" o:title="ゆず"></imagedata><wrap type="square"></wrap></shape> 冬至にはに柚子湯に入り、かぼちゃを食べる風習があります。これは、昔の中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり「命の終わる時期」として畏れられていました。また逆にこの日を境に再び力が甦ってくる日「新しい年の始まり」とも考えられていました。そこで、その香りに邪気を祓う霊力があると信じられていた柚子のお風呂に入り、野菜の少ない季節に栄養を補給するためにかぼちゃを食べるという風習ができたそうです。柚子湯に入ると1年間風邪をひかないといわれています。

 さてそんな冬至の日に、こえどファームでは麦踏みが行われました。

<shape id="図_x0020_5" o:spid="_x0000_s1028" type="#_x0000_t75" alt="IMG_1671.JPG" wrapcoords="-183 0 -183 21478 21600 21478 21600 0 -183 0" style="MARGIN-TOP: 4.15pt; Z-INDEX: -3; VISIBILITY: visible; MARGIN-LEFT: 194.4pt; WIDTH: 177pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 132.75pt; mso-wrap-style: square; mso-wrap-distance-left: 9pt; mso-wrap-distance-top: 0; mso-wrap-distance-right: 9pt; mso-wrap-distance-bottom: 0; mso-position-horizontal: absolute; mso-position-horizontal-relative: text; mso-position-vertical: absolute; mso-position-vertical-relative: text"><imagedata src="file:///C:Users渋谷雅史AppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image003.jpg" o:title="IMG_1671"></imagedata><wrap type="tight"></wrap></shape><shape id="図_x0020_9" o:spid="_x0000_s1027" type="#_x0000_t75" alt="IMG_1669.JPG" wrapcoords="-183 0 -183 21478 21637 21478 21637 0 -183 0" style="MARGIN-TOP: 4.4pt; Z-INDEX: -1; VISIBILITY: visible; MARGIN-LEFT: 0.15pt; WIDTH: 176.7pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 132.75pt; mso-wrap-style: square; mso-wrap-distance-left: 9pt; mso-wrap-distance-top: 0; mso-wrap-distance-right: 9pt; mso-wrap-distance-bottom: 0; mso-position-horizontal: absolute; mso-position-horizontal-relative: text; mso-position-vertical: absolute; mso-position-vertical-relative: text"><imagedata src="file:///C:Users渋谷雅史AppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image005.jpg" o:title="IMG_1669"></imagedata><wrap type="tight"></wrap></shape><shape id="図_x0020_6" o:spid="_x0000_s1026" type="#_x0000_t75" alt="IMG_1666.JPG" wrapcoords="-298 0 -298 21488 21749 21488 21749 0 -298 0" style="MARGIN-TOP: 122.5pt; Z-INDEX: -2; VISIBILITY: visible; MARGIN-LEFT: 380.4pt; WIDTH: 108.75pt; POSITION: absolute; HEIGHT: 144.75pt; mso-wrap-style: square; mso-wrap-distance-left: 9pt; mso-wrap-distance-top: 0; mso-wrap-distance-right: 9pt; mso-wrap-distance-bottom: 0; mso-position-horizontal: absolute; mso-position-horizontal-relative: text; mso-position-vertical: absolute; mso-position-vertical-relative: text"><imagedata src="file:///C:Users渋谷雅史AppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image007.jpg" o:title="IMG_1666"></imagedata><wrap type="tight"></wrap></shape>雨天により一週間順延となっていた麦踏みですが、この日は風がなく、日差しも強くて暖かく、絶好の麦踏み日よりとなりました。

そんな気分に誘われてか、なんと裸足になる子も登場

Img_1666

 『横向きになって、足はずらないように上からしっかり下ろしましょう!』『丁寧に踏みましょう!』と経験のあるY君をお手本に、麦踏みスタート。いち・に、いち・に。順調に進むかと思いきや、緊急事態発生! 先週降った雨のために、水はけの悪い場所では「ズブズブ」と足が沈んでいきます。これでは麦踏みになりません。ぬかるんでいるところは省略をして、麦踏み続行。最後まで丁寧に麦踏みできた子がいれば、途中で飽きて真っ直ぐに踏み出す子も・・・。足が沈むというハプニングもありましたが、どうにか無事に終えることができました。

Img_1669  Img_1671

 『しっかり・丁寧に』がモットーの麦踏み。小麦の成長の良し悪しは、この麦踏みで決まるといっても過言ではありません。畑の状態次第ですが、丈夫な小麦に育つように次回はしっかり麦踏みしたいですね。次回は118日(日)です。


花と遊ぼう!お出かけ園芸ひろば inすずのき病院

2008-12-20 13:58:21 | インポート

12月3日に行われた、「花と遊ぼう!お出かけ園芸ひろば inすずのき病院 」のご報告です。

12月3日() 晴れ

12月に入ったことを忘れてしまうくらい暖かく穏やかな青空の下、花と遊ぼう!お出かけ園芸ひろばinすずのき病院・第二弾が実施されました。

すずのき病院は埼玉県久喜市にある精神科専門病院&クリニックで、今年7月に第一弾として「流しそうめん大会」を実施、好評につき第二弾を熱望され、今回クリニックの畑で出来た野菜を使った大収穫祭「芋煮会&石臼体験会」を計画、実施しました。

 午前中はデイケアに通われている3070歳代の患者さん約30人と、畑の野菜を収穫したり、調理したり、畑で火をおこし焼き芋を焼いたり、石臼で炒り大豆をひくために豆の皮むきをしたり・・・と、普段の生活でなかなか体験できない様々な作業を通し、みなさん鬱々とした気分を発散したり、運動不足を解消されていました。普段室内にこもりがちな患者さんも、毎日観察して世話をしている畑の野菜が、みんなで食べるとこんなにおいしいことに、感動した!楽しかった!と、嬉しそうに話してくれました。

 午後は一転、寝たきりや車椅子の高齢の方が多い入院病棟の中での活動となりました。こちらはさすがに火をおこして焚き火をするわけにはいきませんでしたので、午前中からじっくりと煮込んで柔らかくなった「芋煮汁」を患者さんに振舞いました。ずーっと病棟に閉じこもってますから季節感がなくなっている患者さんも多い中、あるおじいちゃんは芋煮汁を召し上がって一言、「冬だね~」と満足そうに一気飲み。お見事!

そして好評だったのは石臼体験コーナー。「石臼」は昔を思い出し、元気な心と体を取り戻す回想療法にも役立つ、と病院スタッフも楽しみに期待していたイベントです。案の定、石臼のまわりには多くの人だかりが!石臼がどうしても挽きたかったおじいさん、車椅子から立ち上がりグルグル、おじいちゃま実は立てるのね(ビックリ!)

そして寒天の上に挽き立ての「きな粉」と黒蜜をかけて・・・最高!うまい!一人一皿のはずが何回もおかわりに並んで、看護師さんに怒られていた方が何人もいらっしゃいました。

抹茶担当のおばあちゃま、いつも廊下を徘徊したり、大声を上げていることが多いのですが、昔やっていた茶道を思い出されたようで、プログラム中は別人のようににこやかにおしとやかに振舞われていました。これまたビックリ!

 植物や野菜って、人間の眠っている意識を呼び起こしてくれるんですね~改めて実感できた一日でした。大好評につき、第3弾もほぼ決定!次は何でみなさんを刺激しましょうか~乞うご期待!


ご来訪者

2008-12-19 17:05:49 | インポート

昨年に引き続き、富士ゼロックス埼玉端数倶楽部様よりご寄付をいただきました。 ありがとうございました。

今日は、その目録贈呈のために、埼玉端数倶楽部の会長さんと事務局長さんにこえどファームまでお越しいただきました。

こえどファームには「かぶりもの」??も無く、今日にがぎって風も強く、記念撮影もお茶もお土産もないままお帰りになられました。 早く、畑の近くに休憩処&事務所が欲しいですね。

かぶりもの??はハンズオン埼玉さんのブログ

http://www.hands-on-s.org/blog/

12月17日をご覧あれ。


クリスマスリース教室開催

2008-12-09 15:21:35 | インポート

12月7日(日)13:30から川越福祉センターにてリース教室を開催いたしました。

土と風の舎の園芸教室は毎回会員が講師を務めますが、今回は群馬県高崎市倉渕より近藤まなみさんを講師に迎えて、クリスマスリースづくりを行いました。

近藤まなみさんは、千葉県で生まれ、千葉大学園芸学部卒業後、ドイツに農業研修留学をされ、イギリスではガーデンデザインの研修を受けられました。現在、岐阜県立国際園芸アカデミー客員教授を務めながら、花やハーブ、植物の栽培・利用・楽しみ方などを指導し、植物のある生活を様々なところで提案しています。また、園芸福祉、園芸療法の指導、研究、実践を通して、園芸の福祉的な活用に努められています。

それでは、リースづくりを始めましょう! 今回、使用する材料は、近藤さんが倉渕の山から取ってきた自然のものばかりです。

Img_1622 各々お好みの太さの蔓を選んで、リース台づくり。藤の蔓をご用意いただきました。木肌もきれいで、飾り付けをしないでこのままでOKって感じ。

Img_1627  Img_1629_2  リース台が出来たら、グリーンの飾り付け。モミとヒバを飾りつけます。枝は、適当な長さに切ってから、麻ひもでしっかり縛って固定していきます。 部屋中がモミのいい香りに包まれます。

Img_1631  Img_1633 Img_1641_2  グリーンの次は、松ぼっくりや西洋ヒイラギ、ラグラスなどを飾りつけていきます。赤あり白あり、カラフルになっていきます。

Img_1637 Img_1645  材料を固定するためにはグールーガンを使います。ホットボンドとも呼ばれ、水鉄砲の水の代わりに、柔らかくなったグルー(接着材)が出てくる仕組みになっています。くっつけたい飾りの裏に グルーを塗って、動かないように一分間ぐらい押しつけていれば あら不思議、もう取れません。でも、とっても熱くなるので、火傷には注意しましょう!!

Img_1644  最後に、リボンやベルを付ければ完成です。

出来上がったリースは一列に並べて、完成を祝いました。どなたも個性豊かな作品に仕上がっていました。今年はオリジナルのリースとアロマキャンドルで素敵なクリスマスになりますね。 ところで、いつもながらでスイマセン。一番大事な完成したリースの写真を取り損ねてしまいました。どなたか、送ってくださ~い。

最後に近藤さんを囲んで、ハーブティーで歓談。あっという間のそして楽しい3時間でしたね。今年を締めくくるにふさわしいとっても素敵な教室になりました。これも近藤まなみ先生のおかげ。本当にありがとうございました。

さて今回で、今年度の園芸教室はひとまず終了です。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。