NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

みんなの農業体験

2016-03-30 20:52:46 | みんなの農業体験
昨日、「ワークセンターせんば」さんから3名の方が来園され、こえどファームのメンバーと一緒に畑仕事を楽しみました。その日はちょうどレタスの定植日。植え付けまでの一連の作業を体験していただこうと、挨拶もそこそこに作業開始。
1.まずは肥料と堆肥散布。牛ふん堆肥の臭いに、驚かれた様子。
2.次に、苗を大中小に分類。(この間に農園のメンバーがトラクターで耕耘してマルチを張る。)
3.マルチが張り終わったところで、苗を大中小の順番に定植穴に配置。
4.定植&水やり
5.最後に防虫ネット張り。

農作業が初めての方もいて最初は戸惑った様子もありましたが、要領を得るとみるみる上達し、その後の確かで丁寧な作業っぷりには驚かされました。
天気も良く、こえどファームの広々とした環境の中での作業は気持ちよかったようで、どの方も楽しかったようですと後で職員さんからお聞きしました。また農園のメンバーとの会話が特に楽しかった方もおられたそうです。午前中だけの僅かな時間でしたが、お互いに有意義な時間を過ごすことができました。またこのような機会をもてるといいですね。

ワークセンターせんば



こえどファームでは「みんなの農業体験」として、幼児、児童、高齢者、障がい者、更正を目指す方、リハビリ中の方など、どなたでも楽しめる農業体験を行っています。ご興味ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。
tutitokaze@arion.ocn.ne.jp


こえどファーム手前味噌づくり 最終日

2016-03-26 17:04:30 | 畑をみんなで楽しもう
最終日は大豆のミンチ、ミンチした大豆と麹の混ぜ合わせ、樽仕込みです。
三日間の工程の中で、今日が一番の作業量。この日の参加者は21名、作業を適宜交代しながら進めました。写真は後日UPします。

前日の洗米から今日の樽仕込みまでお疲れさまでした。

詳しい作業工程はこちら(去年の様子)

こえどファーム手前味噌づくり 二日目

2016-03-25 20:36:41 | 畑をみんなで楽しもう
二日目は麹の切り返しと大豆の蒸し煮です。

 麹の切り返し 塊をよくほぐす

 大豆が指でつぶれるくらになるまで煮る

大豆は30㎏ずつ2つの釜で煮たのですが、油断していて一つの釜を焦げ付かせてしまいました。香ばしい味の味噌が出来るのかな?ある意味楽しみです。 明日の最終日は、ミンチと樽仕込みです。

詳しい作業工程はこちら(去年の様子)


こえどファーム手前味噌づくり

2016-03-24 15:53:48 | 畑をみんなで楽しもう
今日から三日間の工程で、こえどファームの手前味噌づくりが始まりました。初日は米蒸し、麹菌の種付け、大豆の水洗いです。
 米蒸し  種付け

 大豆水洗い  一晩水に漬けておく

去年は蒸し機の故障で時間がかかってしまいましたが、今年は何のトラブルもなく順調に作業が進みました。2日目の明日は、麹の切り返し(2回)と大豆の蒸し煮です。

詳しい作業工程はこちら(去年の様子)
~今年の米と大豆と種麹~
・米60㎏(埼玉県産 彩のかがやき)
・大豆60㎏(埼玉県産 タチナガハ)
・種麹60g(強化EM菌)


独活の大木

2016-03-22 22:28:04 | 畑をみんなで楽しもう
独活(ウド)は山野に自生するウコギ科の多年草で、春に芽吹いた若茎は山菜として利用される。大きいものでは草丈2~3mに成長する。冬になると地上部は枯れるが、地下部は越冬し、春になると再び芽を出す。「独活の大木」とは、ウドは大きく育つが柔らかく弱いため、育った頃には食用にも木材にも適さないということから、転じて「図体はでかいが中身が伴わず、役に立たないもの」のたとえである。ウドには、白ウドと山ウドがある。白ウドは、養成した根株を掘り出して暗室に入れ、暗闇の中で育てて、モヤシのように茎を白く伸ばしたものである。山ウドは野生のウドのこと。

今日、メンバーのKさんが秩父で育ててきた独活の根株をこえどファームに植え付けました。これまでもウドは育てていたのですが、昨年の大雨でウドの畑が冠水してしまい、ほとんどが枯れてしまったのです。そこで、秩父で育てていたウドを頂きました。
 

芽を上にして植え、その上に冬の間に集めた落ち葉をかけておきました。植えた根株は一年間養成し、収穫は来年の春です。
これでウドの畑の手入れが終わりました。