NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

雪景色

2016-11-26 21:57:27 | 畑をみんなで楽しもう
11月としては観測史上初めて東京都心で積雪を記録した翌日、ファームに出てみると・・

一面真っ白。ダイコンはすっかり雪に埋もれていました。


太い支柱のトンネルはギリギリ持ち堪えましたが、隣のダンポールのトンネルはペチャンコ。


ホウレンソ、コマツナ、ミズナ、レタスのトンネルはこんな状態。急いで雪を払って、トンネルを復活させました。



こえどファーム収穫祭

2016-11-21 22:17:42 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
11月12日穏やかな小春日和のもと、こえどファーム収穫祭が開催されました。今年で収穫祭は14回目。14年前、十数名程度で始まった収穫祭ですが、今ではこんなにたくさんの方に参加していただくまでになりました。


いつもの年の収穫祭ならば、ダイコンやホウレンソウなどの秋冬野菜をたくさん収穫できるのですが、今年は夏の終わりから続く天候不順のため生育が遅く、収穫できる野菜がなかったのは悔やまれます。でもその代わりに、サツマイモは形・色・量・味どれをとってもこえどファーム史上最高の出来でした。


こえどファームで育てているサツマイモはベニアズマ、紅赤、安納芋の3種類。この日、いもほりをしたのはベニアズマ。このおいもの特徴は、皮が濃い赤紫色で、中は淡黄色。繊維が少なめでホクホクとした食感。甘みが強く、焼き芋や蒸し芋、天ぷら、お菓子など幅広い用途に使われています。
さつまいもは熱を加えるとデンプンが糖に変わり甘味が増します。でも、一気に加熱してしまうと甘くなりません。さつまいものデンプンは65~75℃で糖化が進むと言われているので、じっくりと加熱するのがおすすめです。石焼き芋が甘くて美味しいのはじっくりゆっくり火を通しているからなんですね。サツマイモは低温と乾燥に弱いので、保存する際は冷蔵庫には入れず、新聞紙に包むか段ボール箱に入れて、風通しのよい冷暗所で保存します。保存適温は14℃です。

ハーバルライフ講座 第7回(収穫祭)

2016-11-20 16:56:01 | 畑でハーブを育てよう
ハーブ畑は、すっかり晩秋の気配をなりました。茶色に変化したハーブが増えて今年のハーブチームの活動もそろそろ終末を告げています。
こえどファームの収穫祭のお手伝いと同時進行で、ハーブ畑では、ケツメイシ、はと麦、ウコン、レモングラスなどを収穫しました。ケツメイシは今年初めて栽培しましたが、繁殖力が旺盛でびっくりしました。なんでもその薬効は幅広く、驚くほどの効果があるようです。胃腸炎、神経痛、腎臓病、口内炎を初め万能薬として昔から重宝にされていた漢方薬です。もちろんお茶として飲用することもできます。ここに来るといつも、植物栽培の魅力や自然の力の偉大さに気付かされることに感謝しています。
今年の講座は今回ですべて終了です。これからもスッタフとして継続会員を希望される方もおり、さらにハーブチームの活動も充実していくことでしょう。来月は、畑管理からです。記M.S



伝統野菜勉強会「伝統野菜を考える ~江戸東京野菜から~」

2016-11-19 21:26:35 | 畑をみんなで楽しもう
 11月18日(金)15時より川越市南公民館にて伝統野菜勉強会「伝統野菜を考える~江戸東京野菜から~」が開催されました。講師は江戸・東京伝統野菜研究会代表の大竹道茂さんです。大竹さんはJA東京中央会に勤務している際、東京の固定種が消滅の危機に瀕していることを知り、調査と保存活動を始められました。2005年に江戸・東京伝統野菜研究会を設立し、伝統野菜の保存と普及に努められています。
江戸・東京野菜とは、江戸期から始まる東京の野菜文化を継承するとともに、種苗の大半が自給または、近隣の種苗商により確保されていた1965年から1974年昭和中期までのいわゆる在来種、または在来の栽培法等に由来する野菜を言います。練馬ダイコン、金町カブ、早稲田ミョウガなど現在45品目が登録されています。
勉強会ではこれらの伝統野菜がどのようにして誕生したのか、江戸時代の歴史、文化、風習を紐解きながらお話していただきました。野菜一つ一つに物語があり、巧みな話術と相まって伝統野菜の魅力に参加者一同引き込まれていきました。
最後に、真桑瓜、馬込三寸人参、内藤南瓜、内藤唐辛子、鎌倉大根の貴重な伝統野菜の種を頂きました。大切に育てて伝統野菜の命を引き継いでいきたいと思います。

この勉強会は農林水産省「農」のある暮らしづくりアドバイザー派遣事業を活用して開催したものです。

大竹さんのブログ江戸東京野菜通信はこちら
http://edoyasai.sblo.jp/
江戸伝統野菜についてはこちら
http://www.tokyo-ja.or.jp/edo/edoyasai_index.html

感謝状をいただきました

2016-11-04 16:38:55 | えとせとら
10月24日(月)川越市やまぶき会館にて開催された平成28年度川越市社会福祉大会において、社会福祉事業協力団体として川越市社会福祉協議会より感謝状をいただきました。
当日は、副代表の嶋村と理事の野本が出席して感謝状を頂いてきました。124名の個人と11団体が感謝状を贈呈されました。また、社会福祉事業功労者として個人97名、4団体に表彰状が贈呈されました。
川越市の地域福祉に大きな貢献をしてきたわけではありませんが、感謝状をいただけたことは、会員をはじめ私たちの活動にご協力いただいた多くの方々の賜と厚く御礼申し上げます。

さて、今日はその感謝状のお披露目会をこえどファームで行いました。