NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

アグリの会 農業実習-3

2009-10-29 11:33:25 | インポート

10月7日 アグリの会

障がい者の就労研修としてはじめた農業実習も大詰めを迎えました。
6月にみんなで種蒔きをしたハーブ。
バザーなどでもたくさん売れましたが、残りを
今日のアグリの会の参加者みんなで寄せ植えをします。

水の大好きな
レモンバーム、バジル、
乾燥の好きな
セージ、タイム、
どちらとも言いにくい
カモミール、イタリアンパセリ

背の高いものもあれば、まだ低いままの鉢もあります。
2-3種類のハーブをどう、組み合わせて一つの鉢にまとめるか、参加者の腕次第です。

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水やりの嫌いな人がまとめた乾燥型ハーブの寄せ植えが続いたかと思うと
背の高さの違いが段々にわかるように工夫した寄せ植えもあります。
あえて水の好きなハーブと嫌いなハーブを一つの鉢に混ぜた挑戦型もあります。

講師役の会員の指導のもとに鹿沼土と腐葉土を加えて次々と寄せ植えした鉢ができあがりました。

あいにく雨の日で、交代でハウスの中で作業しました。
休憩時間には、レモンバームのハーブティーを味わって、クッキー食べて元気回復。

出来上がった鉢は持ち帰ります。枯らさずにしっかり育てていけるといいですね。

さて、次回11月4日(水)はいよいよ農業実習の最終回。ブルーベーリーの鉢上げをします。

by 親人


グループホームの枕木花壇

2009-10-28 23:40:59 | インポート

とっても穏やかな一日。今日は認知症高齢者グループホームで園芸療法の日です。

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このホームには枕木で作った花壇があります。この花壇にビオラとチューリップの植え付けを行いました。

まずは、花の終わった日日草やポーチュラカを引っこ抜くところから始めます。枯れたとはいえしっかり根が張っていて、お年寄りには一苦労。でもこれがとってもいい運動になります。

続いて、シャベルで土をやわらかくしながら腐葉土と混ぜ合わせます。しかしここで問題発生!ぞろぞろと、出るは出るは根切り虫。20匹以上は絶対いましたよ。

土を平らにしたところで、ビオラと球根を仮置きしてみます。あの色はこっち、その色はあっちと、悩むこと数分。決まったところでまずはビオラの植え付けから。植え付けながら、香りを比べてみるとビオラは黄色が一番いい香りがするんですね。

続いて、球根の植え付け。芽の出るところが上になるように注意しながら植え付けます。逆さにしたら芽が出ませんよね。

最後に、全員で水をあげて植え付けは完了。

出来上がった花壇に全員大満足です。笑顔が証明してくれました。


こえどファーム収穫祭2009のご案内

2009-10-26 21:32:37 | インポート

 多くの皆さまに支えられ、土と風の舎は本年設立7周年を迎えました。7年前にスタートしたこえどファーム。開園当時は名前がありませんでしたが、今から3年前の平成18年に川越子育てネットワークのみなさんに「こえどファーム」と名付けていただきました。今では、この名前もすっかり定着し、畑の広さも2倍に広がり、多くのみなさんが集う農園に育ってまいりました。

 そこで日頃からお世話になっている方々へ感謝の気持ちを込めまして、11月23日(月・祝)10:00~15:00にこえどファーム収穫祭2009を開催いたします。

食べタイムでは、バームクーヘン・石窯ピザ・ボルシチ・焼き芋・ハーブティーなどが楽しめます。

遊びタイムはネイチャーゲームやバルーンアートを体験。

お土産タイムではとれたて野菜・地粉うどんの販売などもあります。

楽しい企画が盛りだくさんです。皆さまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。

詳しくは添付ちらしをご覧ください。

「koedo.doc」をダウンロード


そばの収穫

2009-10-24 12:34:03 | インポート

天候に恵まれた昨日、そばの収穫をしました。

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そばの茎もすっかり赤くなってきて、収穫どきになっています。
倒れてきているそばも多く、機械では刈れないので鎌でみんなで手分けして刈り取りはじめます。うまく刈らないと根が付いてきてしまいます。 少し束ねておいて勢いよく鎌を使います。
倒れている風上から刈る方が楽です。

みんなで刈ったので小一時間で終了したのですが、腰が痛くなって小休止。

さあ。いよいよ脱穀です。足踏み脱穀機を使います。大正時代のいまでは珍しい年季ものですよ。最初は慣れずに、のろのろと回したり、大量の穂を一度に脱穀しようとして、脱穀できずに実がたくさん残ったままの穂が多かったり、効率悪かったのですが、慣れるとみんな上手になってきます。交代で一生懸命脱穀していきます。

次が~唐箕(とうみ)です。これも最初は失敗してたくさんの実の入ったそばを飛ばしてしまいましたが、何回も繰り返してようやく蕎麦の実が少し残るんですね。

繰り返して行って、やっと真っ黒なそばの実が取れ始めました。
これを乾かしてから皮をむいて粉にするのですが・・・

でも本日はここまで。まだまだ 蕎麦うちまでたどり着けません。

でも、もし蕎麦までできたのしても
参加者全員で食べるとなると、ひとりあたりは「わんこそば1杯」位にしかならないだろうなあ。  by親人


流しうどん

2009-10-04 21:07:41 | インポート

10月3日(土)は 畑で遊ぼう!!こえどファームへようこそ! 第7回 待ちに待った流しうどんの日です。

さて、その様子は

朝はいい天気でした。太い竹を2つに割った筒にうどんを流します。節をちゃんと抜かないと、途中でうどんが引っかかってしまいます。なんとか20mほどの長さに竹がつながりました。

そこで・・・水を流してみると・・・なんと途中の竹が割れたところがあるようで水がどんどん漏れてきます。竹を交換したり、ガムテープで補強したり、みんな汗だくで準備。大わらわでした。

ところが準備が終わった頃突然雨が・・・ けっこう強い雨になり、テントの中でやむなく雨宿りです。 うどんをゆでていたのも小休止して様子見です。 「雨よ早くやんでくれ・・」

みんなの願いが通じたのか、雨がやんできました。素早くこのときを狙って、大根の間引きをみんなでしました。3本を1本に間引くのですが、思わず力を入れたら、 3本とも抜けてしまった小さな子もいましたね。

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いよいよ流しうどんです。流れて来る竹筒の中のうどんを素早く箸ですくいます。ときどき流れてくるのは、うどんだけではありません。チョコレートやフルーツポンチも流れてきます。あっという間に用意したうどんは流し終わったのですが、流れの後ろの方の子供たちは、まだ一度も流れてこない人もいるのです。上流の子供たちにすくわれてしまうんですね。うまく箸でせき止めることができると次々に流れてくるうどんがそこにたまるので大量にすくえるのです。すくうことが楽しくて つい、おおきなどんぶり一杯でもすくってしまう子供もいることがわかって、追加うどんは、流れの後ろに方だけに流すことにしました。 でも、流れがゆるやかでたまっているところのうどんは、かえってすくうのが大変なんですね。あふれて土にこぼれてしまううどんもあってちょっともったいない。

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23束のうどんがなんと40人足らずの親子のおなかにはいってようやくおしまいです。こんなに食べても、その後に持ってきた自分のお弁当を食べることができるのかな? すごい。

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腹ごなしに希望者はマイ畑に野菜の種を蒔いて今日は終わりです。 by 親人

今回は親人さんからの報告でした。

次回は11月7日(土) 10:00~14:00 いも掘りです。