NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

こえどファームのブルーベリージャム

2016-10-09 14:27:08 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ
天高く馬肥ゆる秋。空が澄み渡って晴れ、馬は食欲を増して肥えてたくましくなる秋。このことわざが当てはまらないように、今年の秋は曇りや雨の日が続きますね。10月1日も朝から小雨が降っていて、予定していた「畑で遊ぼう」第7回は一週順延になりました。一週間後の8日、この日も朝からどんよりした雲に覆われ、ポツポツと雨粒が落ちてきたかと思うと、お日様がチラッと顔を見せたりする不安定な空模様。ザーザー降りにならないことを期待して定刻通り10時スタート。
この日予定していたのは、フライドポテトづくり、ブルーベリージャムの試食、ホウレンソウの種まき、キアゲハの幼虫探しなどなど。天候が不安定なのでフライドポテトづくりは中止にして、まずはブルーベリージャムの試食。夏に収穫して冷凍保存しておいた実をジャムにした手作りジャム。各自が持ち寄った、クラッカー、パン、ヨーグルトなどに付けて食べました。

こえどファームの簡単ブルーベリージャムの作り方
【用意する物】
ホーロー鍋、ブルーベリー、グラニュー糖(ブルーベリーの重さの40%)、ジャム瓶、シャモジ、スプーン
【作り方】
①ジャム瓶、シャモジ、スプーンをよく洗い、大きな鍋で熱湯消毒する。熱湯にビンを入れると割れてしまうので、水から沸騰させる。
②ホーロー鍋にブルーベリーを入れ、弱火で焦げ付かないようにシャモジでかき混ぜながら煮る。特に冷凍の実を使うときは要注意。
③しばらくするとアクが出てくるので、スプーンですくう。
④30分ほど煮た後、グラニュー糖を3~4回に分けて入れる。
⑤お好みの硬さになるまで煮詰めたら、火を止める。
⑥ビンに詰めて完成。
※レモン汁は入れません。ブルーベリーはレモン汁を入れなくても固まります。
※違う品種のブリーベリーを混ぜて使うことでコクのあるジャムに仕上がります。

ブルーベリーがアメリカから初めて日本に入ってきたのは1951年。今から65年前のこと。昔からアメリカの北東部ではブルーベリーのほか、クランベリー、ラズベリーなど野生のベリーがたくさん生えていて、実を摘んで食べていた。アメリカのお母さんは、赤ちゃんにABCを教えるとき、AはアメリカのA、BはブルーベリーのBといって教えるそうです。それだけ、アメリカの人たちにとってはブルーベリーが身近なくだものなんですね。日本でも昔からクロマメノキ、コケモモ、ナツハゼ、シャシャンボなどのブルーベリーの仲間が野山に生えていて、浅間山一帯はクロマメノキの有名な自生地です。軽井沢のお土産に「アサマベリージャム」がありますが、このジャムはクロマメノキの実から作ったジャムなんです。ブルーベリーは目にいいと言われているのは、皮の青い色のアントシアニンにその秘密があります。ブルーベリーにはなんと15種類ものアントシアニンが含まれていて、疲れた目を元気にさせて、視力を回復させ、ものをよく見えるようにする働きがあります。また、ガンや生活習慣病の原因となる活性酸素の発生を抑える働きもあるようです。

ハーバルライフ講座 第6回(最終回)

2016-10-08 14:48:28 | 畑でハーブを育てよう
台風や秋雨前線の影響で悪天候続きの昨今、雨が心配される中での最終回10月1日の講座はスワッグ(壁飾り)作りです。
まず、適当な量のレモングラスを束ねて三つ編みにし、好きな形に整えます。そして今回はアナベルや貝細工、ケイトウ、アトムギ、ローレル等をバランスよく差し込み、最後にリボンを結んで完成です。みなさんそれぞれの個性が表れた素敵な作品が出来上がり、満足げな笑顔が印象的でした。でがル荷作れ、編んでいる最中にはレモングラスのいい香りが楽しめるのも嬉しいですね。



今回はお茶もレモングラスです。雨もなんとかもって喉を潤した後はハーブ畑の雑草取りをして終了となりました。
来月はこえどファームの収穫祭です。皆さん一緒に楽しみましょう!(記S.S)

笠間クラインガルテン見学とゴボウ収穫体験ツアー 報告最終回

2016-10-02 08:39:52 | えとせとら
次の作業は選別。これが自動選別機。



スライドしているガイド溝にゴボウを一本ずつ入れると自動的に選別機械に送り込まれ、まず葉がカッターで切り落とされます。次に重さごとに7段階に選別されます。

左が一番大きいもので、右にいくほど小さくなります。
泥ゴボウとして出荷するときは、このまま袋詰めします。洗ったものを出荷する際には、次に洗浄作業を行います。

回転している上下2つのブラシの間にゴボウを挿入して洗います。あっという間に泥が落とされキレイになります。

機械があるとは言え、畑作り、種まき、収穫、選別、出荷作業どれも大変な作業です。そのご苦労に本当に頭が下がります。
帰りに一人2本ずつ泥ゴボウをお土産にいただきました。香りが高く、肉質は緻密で柔らかくて普段食べているゴボウとは比べものにならないほど美味しかったです。この地域でとれるゴボウを石橋ゴボウと言いますが、関東ではあまり見かけることがないのは多くは大阪方面に出荷されているからだそうです。

忙しい中、見学を受け入れてくれた茂木農園のみなさんには感謝感謝です。体調に気をつけて、これからも美味しいゴボウ作ってください。