NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

今日のこえどファーム

2008-02-29 23:41:27 | インポート

今日は、園芸療法のゼミを受けている防衛医大の一年生3名が研修に来られました。研修は都内で3ヶ所、こえどファームで4ヶ所目だそうです。

研修と言っても今日は畑管理の日。そこで、じゃがいも畑づくりを手伝っていただくことにしました。 まさか医学部に入って畑仕事をするとは思わなかったことでしょうね! でも、その『まさか』が楽しいんです。 僕らだってまさか医学生が研修に来るとは思わなかったですもの。 

まずは土と風の舎のご紹介と園芸福祉についてのお話をしました。園芸療法のゼミということでしたので、園芸療法と園芸福祉との違いについても簡単にですがお話しました。いつもこの違いを説明するときには医学や医者を例えにしてするんですけど、今日は医者の卵を前にして何か調子がくるっちゃいました(o^_^o) 

長々話しているよりは、「体を動かそう!」ということで0727石灰と堆肥をまいて、耕しているところです。耕した後、すぐにハクセキレイやカラスがやって来て、土の中にいる虫を啄ばんでいました。

その後は、写真見ていただきながら活動の内容をご説明しました。子どもがいて、お年寄りもいて、お料理をやって、草木染めもして・・・・、いろんなことをやっていることに驚いていましたよ。

2時間という短い時間の中で、我々は何を伝えられたのだろうか? 学生には何が伝わったのだろうか? 答えはきっと、三人が医師として歩み始めた時に分かるのかもしれません。 

彼らの目はとっても輝いていました。


きんぴらの畑

2008-02-23 15:09:58 | インポート

久しぶりのブログの更新。ご無沙汰してました。

金曜日になると北風がピューピュー吹いてましたが、22日は風もなく穏やかで久しぶりにのんびりとしたこえどファームでした。

こえどファームデビューのヒロ君。ハリキッテましたよ。0716 「きんぴら」の畑づくり。ごぼう用に深く掘って、その中に堆肥を入れました。

ところで、「きんぴらごぼう」って普通、人参とごぼうを使いますよね? 畑づくりをしながらヒロ君と「きんぴら」って人参のことかな?って話をしたんだけど、どうも違うようです。

「きんぴら」とは千切りにしたし材料を炒めて、砂糖・醤油などで煮て、唐辛子で味をつけた料理のことを言うんだそうです。きんぴらの語源は江戸時代の古浄瑠璃「金平浄瑠璃」の主人公「坂田金平」(金太郎の息子という設定)に由来するそうです。金平はたいそう強く(金太郎の息子なら強いですよね)、ごぼうの歯ごたえや唐辛子の辛さが強い金平を彷彿させるとしてこの名がついたそうです。

それなら、どうして人参も一緒に料理するようになったんですかね? ご存知の方教えてください。