NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

多肉植物の葉挿し

2016-04-20 20:53:40 | アグリの会
独特なカタチやカラフルな色が愛らしいとして、人気が高い多肉植物。そこで、すずのきアグリの会2016春コースでは、多肉植物の栽培(繁殖)に挑戦することになりました。多肉植物とは、肉厚な茎や葉に水を貯めることのできる植物の総称でサボテン科、アロエ科、ハマミズナ科、ベンケイソウ科、キョウチクトウ科など非常に多くの種類があります。原種だけで一万五千種、園芸品種を加えると二万種を超えるとか・・・ 多肉植物の多くは、乾燥地に適応するために、葉や茎に水を蓄えるようになったものと考えられています。

多肉植物の繁殖の方法の一つに葉挿しがあります。葉を赤玉土の上に並べておくだけで葉の付け根から新しい芽や根が出てくるのです。葉挿しと言うので、葉を土に挿すかと思ってしまいますが、多肉植物の場合は置くだけでいいのです。水やりは必要なし。なんんとも不思議な栽培方法ですね。

育苗トレイに赤玉土を入れ、茎からもぎ取った葉を品種ごとに並べました。この日、葉挿しをした多肉植物は、花月、ミセバヤ、カランコエ、オボロヅキ、オーロラ、マンネンソウ、銘月、その他品種名が不明なもの多数。講師が持ち寄ったものなので、名前が分からないものがたくさんありました。大きく育ったらみんなで品種を調べたいと思います。


この日は、朝顔、マリーゴールド、ニチニチソウ、ダリアの種蒔きもしました。来月はバジルやリーフレタスなどを蒔きます。育てた苗は7月下旬に販売を予定しています。詳細が決まったら改めてお知らせします。


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