TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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「地元大田市での無料貸出自転車が行方不明になっている

2008-01-16 23:07:17 | 地域産業
 地元大田市が平成19年11月から始めた自転車の無料貸出制度「みんなの黄色い自転車」が苦戦しています。この制度は、市内の拠点からだれでも、いつでも、手続きなしで自転車を借りられる制度です。しかしその自転車のほとんどが行方不明になってしまっています。

 黄色い自転車は昨年11月21日に大田駅など市内4ヶ所の拠点に30台配置しました。しかし、現在確認できるのは3台だけです。27台は行方不明です。

 この制度は利用者の良心を信頼した制度と思われますが、あまりに良心に期待しすぎていると思います。桐生市でも桐生市連盟協同組合が平成15年から自転車の無料貸し出しをしていますが、この場合は自転車を借りるたびに住所氏名や用途、返却予定場所を申し込み書に書き込んで借ます。行方不明になったことはないとのことです。

 やっぱり、ある程度の申し込み書などの担保を確保して貸出のスタートが必要だったのではないでしょうか。