あび卯月☆ぶろぐ

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朝日新聞を読めばいい

2009-07-23 02:39:42 | マスコミ・新聞
情報理論の定理の一つに「常に誤った信号を出力する情報装置の信頼度は、きわめて高い」というものがある。
つまり、いつも間違う人の間違う確率はきわめて高いというもので、これを応用して、いつも間違う人の逆をやれば正しいことがやれる。

競馬を例にすると、いつも外す人の馬券を買わないようにすれば当たる確率は高くなるというわけだ。
これは人に限ったことではなくて、法人も同じ。
例えば朝日新聞なんかがそう。

事件や法案、また国際関係や我が国の方針について、時折、価値判断に迷うことがある。
はて、これに賛成すべきか、反対すべきか・・・。
そういうとき、朝日新聞をみればいい。
この新聞で褒めていれば日本人にとって悪いことだとわかり、批判していればいいことだとわかる。
実に便利だ。

だいたい、この新聞は戦前から間違いを続けている。

支那事変が起こった時、「戦争を長期化せよ」と煽ったのは朝日新聞だった。
蘆溝橋事件から二週間後の昭和十二年七月二十日の紙面をみてみると
「支那一片の反省なく 形勢俄然緊迫化す 我和平解決方針も水泡」
「不遜!南京の回答 同時撤退を要求」
「今ぞ“断”の秋!」
など過激な見出しが並ぶ。

結局そのあとの日本は朝日新聞が主張した通りの道を歩んで八年後大日本帝国は滅びることになる。
日本の近代史において支那事変ほど無駄な戦争はなかった。
私はあんな無謀で無定見で無意味な戦争に突っ込んだ当時の軍人や政府関係者には開戦した責任という意味での戦争責任があると思う。
支那事変なかりせば大東亜戦争も起きず、昭和二十年に大日本帝国が滅びることもなかっただろう。
満洲帝國も消滅せずに東洋のアメリカとしての道を着実に歩んでいたかもしれない。
いづれ日本とアメリカが戦争することは歴史の必然として避けられなかったかもしれないが、支那事変がなければまた違った歴史が描かれていただろう。

さて、戦後。
かつて軍部に尻尾を振っていた朝日新聞は今度はGHQに尻尾を振り出す。
当世の権力者を見極める能力に長けているのがこの新聞の特徴の一つだ。
それで、右から左に急旋回して、サンフランシスコ平和条約のときは全面講和を主張した。
日本は単独講和の道を選び、結果的にそれが正解だった。
ちなみにこのとき単独講和を主張していたのが読売新聞で渡邉恒雄はいまでも「朝日の言う通りにしていたら日本のGDPは韓国程度になっていただろう」と語る。

そのあとも、北朝鮮を「地上の楽園」と讃美して、多くの朝鮮人、日本人を地獄へ追いやった。
中国の文化大革命も讃美したし、スターリンは「優しいおじさん」、カンボジアのポルポト政権は「アジア的優しさをもつ」と褒めそやした。

事実はそれと真反対だったことを今は誰でも知っている。
文化大革命では二千万人以上が死に貴重な文化財は破壊され尽くされた。
飢餓に喘いだ国民の中にはお互いの子供を交換して食した例もある。
毛沢東は死体は畑の肥料にせよといって、この時期、支那から墓が消えた。
スターリンのソ連でもポルポトのカンボジアでも国民が百万人単位で死んでいった。
いまでも朝日はこういう人権抑圧国家が大好き。
こういう新聞が人権派に支持されているのだから、人権派とやらの正体がわかる。

一番、最近では小泉構造改革に賛成したりもしたが、これは他の新聞も同罪だろう。

いづれにしても、朝日新聞を読めば我が国の内政と外交をどうやればいいかが解る。
朝日が云う逆のことをやればいいだけだ。

昨日、衆議院が解散されて選挙戦がスタートした。
どの党、あるいはどの候補者を選べばいいか、迷う人は朝日新聞を読めばいい。

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2 コメント

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面倒なものだが・・・ (白田川 一)
2011-07-21 18:06:11
 早い話、「朝日新聞の記事から逆説を見出して真実を知る」ということのようですね。
が、この作業は実に面倒で難しく、下手をすれば読み手がそのまま記事の内容に呑まれてしまいかねない。読者のタイプも、「記事の内容を真実と見ず、その記事から逆説を見出して真実をつかめる人」と「逆説の見出し方も知らず、記事の内容をそのまま真実と間違えて受け止めてしまう『ど素人』な読者」に大別されてしまうのがオチとなります。

 そのような面倒なことをするくらいならば、最初から不買運動をしたほうが手っ取り早く、どの商業新聞をも購読しないほうが出費も大いに浮いて丁度いいものがあります。
返信する
>白田川一 (あび卯月)
2011-07-25 23:08:30
コメントありがとうございます。
その「面倒なこと」をする愉しみを知っている人はやればいいと、まぁ、そういうことですね。
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