日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

河川土手改良工事

2023年06月28日 | 紀  河 川

新中川護岸補強工事を見る
北沼公園船着場 付近

最近各地で地震や、温暖化による線状降水対等による浸水被害にて、
河川の補強工事が行われています。

葛飾区は、5つの河川に取り巻かれた地域で、水の特別区(街)と言っても過言ではない。

荒川、中川、綾瀬川、新中川、江戸川等が葛飾区を縦断して東京湾にれています。

 

私の散歩コースもご多分に漏れず新中川での護岸工事が始まった。

「葛飾区北沼公園船着き場」の右岸であるから、緊急時に少しでも船着場への交通の便の

改良工事で、スムースに物資の運搬が出来る右岸の拡幅工事かと思っていた。

~が、しかし大々的工事なので、散歩がてら現場にて工事関係者に尋ねると、

護岸耐震補強工事、地盤改良工事で全体的に右岸左岸を順次に行うとのことでした。

現場の責任者で有った為、工事関係詳細掲示版の前にて、案内してもらい概要説明に聞き入った。

 


大災害時に使用する船着き場の看板


護岸工事の現場地図


現場を上空から見た航空写真 黄線内が工事区域

 


地図で示された工事現場

ConCom | コンテンツ 現場の失敗と対策 | 土工事 | 護岸改良工事 ...

護岸耐震補強工事、地盤改良高圧噴射攪拌工事

 

 

護岸の対策前と対策後 

補強対策前

       

補強対策後

 

 工事現場の様子


右上黄色い枠は「北沼公園船着き場)


   喜多沼公園船着き場右岸に設置された、鉄パイプの足場

 

 

 

縄文人

まとめ
(現場を見て、観察し、尋ねて解ったこと)

 

「川は流れて~どこどこ行くの」と、いう歌が有ります。

山から流れ出て谷川となり、ゆったりと低地を流れ出て関東平野に注ぐと言う、

山人間には想像もつかぬ川の流れが工事を見て、考えが一変した。

川のイラスト・絵カード : 幼稚園児のイラスト・絵カード

川の流れは、川上から川下に流れる。しかし河口付近では、上流に向かって逆流する時もある。

海水が満ち潮によって流れ込む時がそうである。

葛飾に生まれ育った人から、これは上げ潮時、下げ潮時でも見られると現象であると教えられた。


こうして北沼公園船着場 付近の護岸補強工事をつぶさに見学し、現場監督さんから

直接話を聴き、現場の説明看板から水防堤防の重要さを、ほんの少し理解できた。

最近は線状降水帯、温暖化による豪雨・大震災等により堤防河川が崩壊し

街が浸水したことをたびたび見ています。


山人間には到底考えられない、河川の両側に鎮座している堤防についてこの歳になって

やや理解できたことは、冥土の土産にと思っています。

近くの河川は「江戸川中川下流事務所」によってその任務に当たっている。

荒川・隅田川(赤羽から下流)、新中川も高砂付近からは掘削された人工河川である。

河川の曲がりを少なくし、洪水を守ろうと何年もの年月を経て完成した人工河川、
先人の遺徳を忘れてはならない。

 

 

 

コメント欄はopenです。


コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝顔を植える | トップ | マイナンバーカード »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazuyoo60)
2023-06-29 07:24:33
街が浸水したことをたびたび見ています---、これは大変です。少しの水でも押し寄せてきた怖さは、実体験です。
頑丈な堤防は必須です。温暖化で海水面が今よりも上がるのが確実視されている、ほんとにこれからどうなっていくのかと思います。奈良は海なし県、海水の流入は無いと思っていますが、集中豪雨が常態化したら、怖いことにです。
返信する
Unknown (どんこ)
2023-06-29 10:06:01
さすがは縄文人さん、学術的なレポートですね。
水害の季節ですが、こうして河川工事が進んでいくと
河川の氾濫なども防げるようになりますね。

こちらはきょうも断続的に雨が降っています。
返信する
縄文人さんへ (マーチャン)
2023-06-29 11:27:00
こんにちは。
これは凄いまた記事ではありませんか。
いま出先から帰ってきました。
これからゆっくりと、
この中身を拝見させていただきます。
返信する
kazuyoo60さん (縄文人)
2023-06-29 11:48:51
河川

  備えあれば患いなし!!なる言葉を聞きますが、
この浸水、水害だけはちょいと予想が付きません。
この辺の農家の軒先には必ず、小舟がぶら下がっていました。
それは稲作の取入れと、浸水に備えての舟であったようです。
最近は温暖化、線状降水帯、成るものが蔓延りあちこちで浸水被害が発生します。
返信する
ドンコさん (縄文人)
2023-06-29 12:03:24
水を治めるものは、国を治める

  ◎ 葛飾は水の都と言われけり
          裏を返せば水攻めの処 (縄)

散歩コースが奪われた!!一体どんな工事?
船着き場が有るので、そこへの緊急避難路拡幅工事だとばかり思っていた。
・・・・が、しかし合点がいかない。
散歩の折、現場にて内容について監督さんに聞きました。
この辺の河川の土手が低く軟弱なので、川岸土手の改良工事で河川全体を行うと聞きビックリこんでした。
「水を治めるものは国を治める」
返信する
マーチャンさん (縄文人)
2023-06-29 12:07:57


たいした記事ではありません!!
閑の時お読みください。

あちこちで、堤防が切れた水害だ、被害だと言うニュースをよく聞くので、河川、土手にチョイト力を入れて、
現場監督さんにも話を伺いました。
返信する
河川 (yamasa)
2023-06-29 23:03:30
台風や豪雨など巨大化や長時間して氾濫がたびたび起きていますね。
スーパー堤防は重要ですね。
足場が凄い。。。(笑)
テレビでやっていましたが、氾濫対策は流域全体で取り組んで行っているそうです。
公園や田んぼへ川の水を流して、市街への影響を防ぐ。
効果もかなりでているようです。
返信する
Unknown (ma_kun)
2023-06-30 11:50:30
淀川も大阪湾から7kmの所では満潮時は
川下から川上へ逆流しています。
堤防は嵩上げされてスーパー堤防になっています。
返信する
Unknown (縄文人)
2023-06-30 14:37:33
首都圏外郭放水路

チョイト水害のことを聞きかじりましたら、
埼玉県に、首都圏外郭放水路の巨大なタンクがあるとのこと、
見学したくなりました。
https://gaikaku.jp/
返信する
こんにちは。 (momomama)
2023-07-01 15:56:37
>海水が満ち潮によって流れ込む時がそうである。
河口 まさにそうなんですよ。

子供のころは どこの川もそうだと思っていました。
今 橋の架設替え工事中の橋は 昭和28年の水害で流失し その時に架け替えられたのが
また耐用年数が来て工事中です。 私もよく見ますが聞けません。

縄文人さん 素晴らしいレポートですね。
返信する

コメントを投稿

紀  河 川」カテゴリの最新記事