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「江戸川コラムの会」聴講生として出席した時(古いノートから)

2024年07月11日 | 文学  コラム・エッセイ

講師が生徒に、次の様に「問いかけ」た・・・!?
   生徒は・・・「わからないと言って」黙りこくった。

 

問いかけ
  
   『ドアーを、バタンと閉めて出て行った』

             綴り方~、これを基にして作文を書きなさい。

 

 

生徒たちの声

A=そんなの分かんない。 B=何を書いてよいかサッパリ分からん。C=そ
んなこと分かるはずが~無いでしょう!  D=言っていることが意味不明。

       生徒たちは一様に、そっけない言葉を講師に返した。

         作文 原稿用紙 小説 宿題 課題 書くイラスト - No: 2142367 ...

 

講師は、生徒たちに向かって諭す様ような言葉で語りかけた。

 

   ヒントとなる言葉
       ① 風が吹いてきてパタンと閉まったかもしれない。
           (天気、外の様子、天気予報等の観察)

       ② 建物が古くて、立て付けが悪かったかもしれない。
           (建物の古さ、修理の様子、壊れていないか等) 

       ③ 出て行った人に、葛藤があったかもしれない。
           (人間観察、出て行った人の様子等)

 

  これらこそが「想像力の翼を拡げるチャンス・・・」ですと、言い含めるように、
わかりやすく語りかけた。噛んで含めるように話した。
①、②、③の、どれでも選んで思考・想像力を働かせれば、原稿用紙1枚くらいはすぐ書
けます。これが書く力であり、観察力➡書く原点です。

 

一点集中・思考と想像力

 「此れはK講師が、作文の時間に中学生に講義した内容です」と、言いながらコラムの
会の先生も、聴講生に対して枝葉末節まで話の話を丁寧に解説された。

     的 (弓道) - Wikipedia

▲ 小学生の作文
    「朝起きて顔を洗った。歯を磨き朝ご飯を食べた。そして学校へ行った」此れが

    ありのままの小学生の作文です。
     寝ぼけまなこで起床し、ドンな気持ちで顔を洗ったか。歯磨きはどこで・・・
    したか。ご飯は何を食べたか、その時家族とどんな話をしたか、此れが想像力で
    あり、創作力です。~~~と講師。

 

▲ 日記を書くように「俳句」『短歌』を作りたい。
     同僚から面白いからと・・・と言われて始めた。夢中になり勧められるままに
    「カリュチャ教室」にも入った。
     するとどうだろう、ものの見方が斜めから、横から、上から挙句の果ては鳥瞰
    的に観察するようになった。読む、思考する、創作の面白さであろう。

        以前とは考え方、ものの見方が
              ガラリと変わった・・・・・・・。     
       此れこそが
        「想像力の翼を拡げよう・・・・」
               と言うものだと思った

                         【江戸川コラムの会の講師、朝日新聞論説委員・轡田隆史 

        
   

 

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コメント (18)
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