NHKラジオ深夜便・≪絶望名言≫
「老子・格言」
戦勝を喜ぶ人は、殺人を喜ぶことである。
午前4時台 |
ニュース 【絶望名言】 老子 |
今ほとんどの番組で「聴き逃し」番組と言う(もう一度・・・と)言う録音番組があります。
日曜日に聞いていて、なるほどと言う名言に遭遇した。
「老子については、参考書を買い求めた程度で奥深く読み進み、理解しようとした努力は空回りでした。
参考書は買い求めたが、積読で本箱に眠っています。
老子の戦争論は、いわゆる平和主義、反戦主義に貫かれている。ただ注意すべきなのは、老子が自衛戦争の
必要は否定せず、防衛的なゲリラ戦法の提案をさえしていることである。
このような戦争論の基礎に、老子の「死」についての考え方があることも注意しておきたい。というよりも、老子は
中国史上ではじめて起きた大量の戦争死を経験するなかで、人間の生死について
考えざるをえなかったのであろう。
そしてそれが老子の思想が前代の孔子ともっとも異なる点であった。
「絶望名言」で他のことがらについて読み進んでいたら、意外な名言に突き当たった。
ロシア軍の作戦激化 撤退見通せず、難民87万人超 ウクライナ侵攻その終わりを知らず、
ロシア軍は猛攻と構えてその戦禍のみが積み重なっていく。
ロシア侵攻・クロアチア戦争から転載
老子・の名言の中から、次なる言葉を引用したい。
熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり一種の統治理論であるが、
同時に、世の中と人間についての深い洞察力によって、
人生の教科書ともいうべき普遍性を持っている。
ここで説かれる平和的で、自足、素朴なあり方は、時代を超えて
人々の心に訴えかける。
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