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toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「つむじダブル」 宮下奈都、小路幸也

2021年08月20日 | 読書日記
妹兄が交互に語り手になって物語を進て行くという良く有るパターンの構成だけど、妹のパートは宮下奈都が、兄のパートは小路幸也が担当するという斬新な小説。
違う作家が交互に書いているのに違和感が無い。ただ、変わり目で時間が戻ったりするところがちょっと残念。

ストーリは二人の作風から想像される展開で、結末も申し分ない。

予め結末まで決めておいて書いたのか、相手の書いたのを読んでストーリを作って行ったのか気になる。





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