toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「とまどい本能寺の変」 岩井三四二

2014年01月30日 | 読書日記
作者の名前は「みよじ」と読むそうです。
どうも歴史小説は向いていない様で、全く面白くない。
(時代小説は大好きなのに・・・)
しかもこの作者とは相性が悪いようで、書かれていることがちっとも頭に入ってこない。


PHP研究所
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「小福歳時記」 群ようこ

2014年01月30日 | 読書日記
面白いんだけど、エッセイの女王群ようこの作品としてはイマイチ。
やたらと解説ばかりという印象でした。


集英社
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「ターミナルタウン」 三崎亜記

2014年01月26日 | 読書日記
設定が微妙で、分らないまま読み始め、読み進めながら理解していかないといけない・・と言ういつもの三崎パターン。
最初にもう少し設定が分るようにしてもらえたら、もっと楽しめるのにと毎度同じことを思ってしまう。
ということで、これも最初は状況が良く分らないのでなかなか入り込めないけれど、理解が進むうちにどんどん嵌っていく小説です。


文藝春秋
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「先人達の知恵袋」 群ようこ

2014年01月25日 | 読書日記
マニアックな特別なテーマに沿って書かれた物でない限り、群ようこのエッセイだったら間違えなく面白い。
これは、一応ことわざをタイトルにしたエッセイ集だけど、タイトルは関係会ったり無かったり・・・(笑)
説教臭い内容ではないので(そういうものも無くは無いけど)ご安心を。
最後の作品のラストで、今年は午年で4回目の年女を迎える・・とあるから、書かれてからちょうど一回り経つんですね。


清流出版
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「長州シックス」 荒山徹

2014年01月25日 | 読書日記
幕末から維新の時代を舞台にした短編集。
登場人物の一部をかろうじて知っている程度で、歴史に興味の無い私には、どこが事実でどこからがフィクションなのかさっぱり分らない。
実際の出来事を元にしている部分も多いのだろうけど、生麦事件の名前くらいしか知らない私には興味が湧かない。
歴史好きの人には面白いかもしれないけど、私には半分はそこそこで、後の半分はまるで詰まらなかった。


講談社
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「奇想博物館」 日本推理作家協会

2014年01月23日 | 読書日記
伊坂幸太郎、石持浅海、乾ルカ、大沢在昌、北村薫、今野敏、坂木司、朱川湊人、長岡弘樹、深水黎一郎、誉田哲也、道尾秀介、湊かなえ、宮部みゆき、森村誠一が2010~2012年に発表した短編を集めたアンソロジー。
前半に登場する作品のうちのいくつかは、読んだ後嫌な気分になる作品で好きになれないけど、他はどれも秀作ぞろい。
湊かなえと宮部みゆきの2作が一番のお気に入り。
森村誠一のは言ってることが良く分らない・・



光文社
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「アフリカッ!」 松村美香

2014年01月19日 | 読書日記
ダサい表紙の絵と、センスの無いタイトルで全く期待しないで読んだけど、まずますの内容。
ちょっとご都合主義のストーリ展開でリアリティに欠けるけど、そこそこ楽しめる。


中央公論新社
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「すっとび平太」 鳥羽亮

2014年01月18日 | 読書日記
「はぐれ長屋の用心棒」の25巻。
冒頭で亀楽のお峰がいきなり切られるという衝撃の幕開け。
島田が長屋を出て、一時6人になった用心棒も元のメンバーに戻ったと思ったら新たに平太が登場。
お峰の後釜には、平太の母のおしずが収まり、俊足の平太の今後の活躍に期待。


双葉文庫
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「おしかけた姫君」 鳥羽亮

2014年01月16日 | 読書日記
読む順番が前後してしまったけれど、「はぐれ長屋の用心棒」の21巻。
これで島田が道場を開くことになった経緯が分った。


二葉文庫
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「疾風の河岸」 鳥羽亮

2014年01月14日 | 読書日記
「はぐれ長屋の用心棒」シリーズの22巻。
菅井の昔の剣術仲間が登場。


二葉文庫
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「マルセイユの海鞘」 奥本大三郎

2014年01月13日 | 読書日記
昆虫好きなフランス文学の先生が書いたエッセイ集。
偶然大学の先生の作品が続いたけれど、どちらも面白かった。
昆虫の話から、自然保護、原発、そして学生の話など様々なテーマだけど、どこかで昆虫の話に繋がるものが多い。
北杜夫の「どくとるマンボウ昆虫記」にも通じる作品。


中央公論社
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「零の戦記」 秋月達郎

2014年01月12日 | 読書日記
「男達の大和」の飛行機版。
戦時中のパイロットや空母の艦長のエピソード集。
雑誌に書いたものの寄せ集めのため、同じ話が何度も登場したり、関連のある話があちこちに有ったりでちょっと読みにくい。
本にまとめるにあたって、全部見直して整理すればすっきりして読みやすくなると思う。


PHP研究所
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「にょろり旅・ザ・ファイナル」 青山潤

2014年01月12日 | 読書日記
フィリピン沖で採取されたレプトセルファスの中に新種のDNAを発見した研究室のメンバーが、その親うなぎを求めてフィリピンを旅するドキュメント。
椎名誠の冒険談のように軽快な文体と描写で自分がその場にいるような気持ちで読み進められる。
著者は研究者で、作家ではないけれど下手なルポライターよりずっと文章が上手い。
ただ、現地の人物や地名が沢山登場するので少々混乱してしまう。


講談社
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「希望」 永井するみ

2014年01月11日 | 読書日記
横山秀夫の「真相」のように、事件のその後からはじまる。
違うのは、そこから新しい事件が始まって行くところ。
ミステリーとしてはなかなか良く出来ていているけれど、途中から林の行動が無茶苦茶になって行き、彼がすごく嫌な奴になる。
それが少し不自然すぎる。
それから一番最後のシーンは余計。


文春文庫
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「盤面の敵はどこへ行ったか」 法月綸太郎

2014年01月05日 | 読書日記
書評+作家評集。
さすが全てミステリ。
最近までミステリを意識的に避けてきた私には、知らない作品、知らない作家がほとんど。


講談社
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