toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

れんげ荘

2012年09月23日 | 読書日記
群ようこの長編小説。

初めて図書館から借りてきたうちの一冊。

会社を辞めて「れんげ荘」で一人暮らしを始めた女性の話。
おなじみの群ようこの文体で淡々と物語が進んでいく。
特に何か事件が起こるわけでもなく(多少の事件は有るけど・・)、普通の日常が描かれているんだけど、それは群ようこ。
独特の視点で何でもないことも不思議と楽しく見えてくる。群マジック・・

角川春樹事務所 1400円
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オヨヨ大統領

2012年09月18日 | 読書日記
小林信彦のオヨヨ大統領シリーズをまとめて・・

妹が「要らないから、読んだこと無いならあげる」と言ってくれた本の一部。
オヨヨ大統領と言う悪人が登場するシリーズだけど、本によってずいぶん作風が違う。
最初はドタバタで、いろんなところで私の感性とちょっとずれているのでどうも入り込めなかったけど、途中で作風が変わっていくとだんだんなじんできた感じ。
ドタバタから推理小説風、ハードボイルド風、最後のほうは清水義範風となっていく。
登場人物も最初は同じだけれど、オヨヨ大統領以外は作品ごとに変わっていく。
特に初めの頃は、ストーリーとは何の関係も無いドタバタな話が途中で長々と続いたりするけど、私にはあまり面白さが伝わらなかった。
だからシリーズと言っても一冊ずつまるで違う。

映画や芸能関係の話やそのパロディと思われる話がシリーズを通して随所に登場するけど、オスカー・ピーターソン以外はまるで分りませんでした。



オヨヨ島の冒険 260円
大統領の密使 380円
大統領の晩餐 380円
合言葉はオヨヨ 490円
秘密指令オヨヨ 380円
オヨヨ大統領の悪夢 380円
 以上すべて角川文庫
(これでシリーズの全てではありません)
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フライフィッシャーマンの絵本

2012年09月16日 | 読書日記
村上康成と言う人の絵本。

この人はピンクと言う名前のヤマメが主人公の絵本を何冊も書いている。
妹がその絵本のファンらしい。
ピンクシリーズは子供向けの絵本らしいけど、この本は絵本と言っても大人向け。
フライの専門用語だらけだから、殆どの人には内容が理解できないと思う。
でも、フライフィッシャーマンならみんな「そうそう!!」って思うような内容。

渓流はもうすぐ禁漁だから、渓流釣りに行きたくなったら一杯やりながらのんびり見るのにちょうどいい感じ。


小学館 BE-PAL編集部 1300円
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