toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「おれたちの仇討」 鳥羽亮

2018年11月23日 | 読書日記
「はぐれ長屋」シリーズ今日額の第42巻。

仇討にやって来た源九郎の道場仲間に助太刀する話。

仇討の話は有ったような気がするけれど、他のシリーズだったか。。
もう42巻にもなると何が何だか(笑)。





双葉文庫
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「居酒屋恋しぐれ」 鳥羽亮

2018年11月20日 | 読書日記
「はぐれ長屋」の41巻。
手に入らなかったので3巻飛ばしてしまいました。

仲間に入るかと思った百造はちょこっと登場しただけで、知らないうちに安田という浪人が仲間に入っていた。
なんかどんどん増えていくけど、大丈夫か??


菅井の恋愛事件は前にも有った気がするけど、もう記憶のかなた。これから浜富がいろんな場面で登場しそう。





双葉文庫
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「神隠し」 鳥羽亮

2018年11月19日 | 読書日記
「はぐれ長屋」シリーズも37巻。

今回は誘拐された美少女を探すお話。
船頭の百造は新しく仲間に入ったのかな?

それにしても「神隠し」ってタイトルの本は多いですね。。





双葉文庫
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「戒名探偵 卒塔婆くん」 高殿円

2018年11月18日 | 読書日記
前振りみたいな連作短編が3つと、後部半分を占める中篇からなる一冊。

戒名からすべて分かってしまうという卒塔婆くんこと外場薫。
設定がユニークすぎて流石にこれ以上の連作のネタは続かなかったのか。


外場が何故その結論にたどり着けたのかがさっぱり分からないけれど、それぞれ話としては綺麗にまとまっている。

結局著者は最後の一編が書きたかったんだと思うけれど、ちょっと展開が強引。





角川書店
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「ソロモンの偽証」 宮部みゆき

2018年11月14日 | 読書日記
2月に読んだ「不毛地帯」以来の6分冊に及ぶ超大作。

中学生ではちょっとありえない設定で現実味が無いけれど、宮部みゆきだから大丈夫。
こんなこと有りえないとか、こんな中学生いないよとか思いつつも、しっかり物語に入り込んでしまう。
主人公を次々と変えながら物語が進んでいく形式も上手い!!

厚さを揃えるためか、6巻には後日譚になる短編「負の方程式」がおまけについている。
本編の最後も短い後日譚が有るけれど、それで十分な気がするが・・。
「負の方程式」で主人公が弁護士になっていたのはちょっと短絡的と思ったけれど、二人が結婚していたとは。




新潮文庫
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「アンドロメダの猫」 朱川湊人

2018年11月06日 | 読書日記
なんだ、このラストは。。それまでとは打って変わって突然のハードボイルド。

そもそも物語が大きく動き出したとき、残りのページ数がやけに薄いのが気になっていたんだけど、こんな展開になるなんて・・・。


朱川湊人は不思議な味の短編を書く人だと思っていたけど、こんな小説も書くんですね。








双葉社
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「恋の櫛」 藤原緋沙子

2018年11月04日 | 読書日記
江戸人情噺が4作からなる短編集。

「蝋梅」
後妻に入った家で姑にいじめられて飛び出して一人で生きていたおしな。
男に騙され、色々有ったものの結局は元のさやに納まるという良くあるパターンの話だけれど、構成やストーリ展開が上手くできていて一気読み。
ただ、最後の展開がお手軽過ぎて、ちょっと薄っぺらい印象。
タイトルは、庭の蝋梅の咲くところを見たい・・・。

「木いちご」
一人前の職人になった秀次のところに幼馴染の仙太郎がやって来て、有り金を持って行ってしまう。
一緒になるつもりのやはり幼馴染のおさきと所帯を持つためのお金だった。
落ちてしまった仙太郎を疑いながらも見捨てられなかった秀次。。。
これも最後の詰めがちょっと甘い感じで、物足りなさが・・・。
「蝋梅」に続いて、本当は良い人だったんだよと言う話。
タイトルは、幼い頃に3人で摘んだ木いちごから。

「藪椿」
「木いちご」に続いて、同じく一人前の職人になった新次郎が主人公。
良くできた奥さんが全部知ってて黙って旦那の為に尽くすお話。
ちょっと怖い・・・。
タイトルは新次郎が軒下で育てている花で、何も言わない奥さんの恨みの象徴となる。

「恋の櫛」
表題作はちょっと毛色が違う話だけど、やっぱり職人のお話。
飾り櫛の職人と大店の娘とのラブストーリ。

この作者は初めて読むけど、これはシリーズになってるらしい。
他も読んでみようかな。。
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