toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

しろいろの街の、その骨の体温の

2012年10月19日 | 読書日記
村田沙耶香著

著者も、この本のことも全く知らなかったけど、図書館の新刊コーナに置かれていたのでなんとなく借りてきた。
ちょっと斜に構えて世の中を客観的に見ている女の子が主人公。
前半は小学生、後半は中学生の一年間の話。
子供の中の階級社会と残酷な行動が気持ち悪いくらいリアルに描写されている。

朝日新聞出版 1800円
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スープ・オペラ

2012年10月18日 | 読書日記
阿川佐和子の長編小説。

登場人物はちょっと変わった人ばかり。
こんなこと絶対ありえない・・と言う展開の連続でリアリティには欠けるけど、それを上回る面白さ。
阿川佐和子はエッセイや対談集だけでなく、小説もイケマス!!

新潮社 1600円
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こんな感じ

2012年10月14日 | 読書日記
群ようこ

彼女のエッセイをそのまま小説にしたような作品。
彼女の分身のような3人の女性の日常を描いた話だけど、共感するところ満載。
後半は野良猫が中心になって行くけど、いつもの彼女のエッセイのように完全に擬人化してるところが面白い。


幻冬舎文庫 533円
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中年探偵団

2012年10月09日 | 読書日記
妹がくれた小林信彦のうちの一冊。

ユーモア短編集・・と言うことことになるんだと思います。
それなりに面白かったりするんだけど、オヨヨ大統領と同じく、どうも私の感覚とはずれているようで、イマイチ。
清水義範の出来損ない・・と言うのが正直な感想であります。

小林信彦ファンの皆様、ごめんなさい。



文春文庫  340円
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