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toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「金春屋ゴメス」 西條奈加

2021年08月05日 | 読書日記
北関東と東北にまたがる一万平方メートルが「江戸」として日本から独立しているというとんでもない設定の物語。
この江戸にある金春屋という食堂の裏に住む長崎奉行の住まいが舞台。
この設定や登場人物は「鎌倉河岸」の金座裏からパクった感満載。

時代小説でありながら隣には現代日本が有り、ある程度の人の行き来も有るという不思議な空間を上手く生かしたお話でした。
ちょっと今のCOVID-19過に通じる内容でしたが、小説のように現実も解決すると良いな。。

江戸では江戸時代のままの生活をしているはずなのに、腕時計に携帯電話の表紙のお兄ちゃんは何者?





新潮社
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