toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「釣りバリのひみつ」 つり人社

2021年09月30日 | 読書日記
釣り針の歴史、種類、素材、製造方法などの基礎から、形状と機能の関係、各種釣り方に適した釣り針の選定方法など、釣り師には興味深い内容が盛りだくさん。
雑学もある。



つり人社
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「ブレイズメス」 海堂尊

2021年09月29日 | 読書日記
「ブラックペアン1988」の続編と言うことだけど、調べたら読んだのは10年前で内容は全く覚えてなかった。
一応時間的には「ブラックペアン1988」の直後で「チームバチスタ」の20年ほど前の物語となるらしい。

ブラックジャック並みの天才外科医の天城の物語。
「バチスタ」での田口のポジションが研修医の世良。
ストーリは面白いんだけど、冒頭のモンテカルロの場面は要らないんじゃないのかな。
有ってもあんなにクドクドと書かなくても・・・。
正直、そこの場面で読むのを止めたくなった。

3部作と言うことで完結編(?)が有るようなので探して読みたい。





講談社文庫
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「つばさのおくりもの」 小川糸

2021年09月28日 | 読書日記
オカメインコが主人公の小川糸らしいハートウォーミングな物語。
大人の童話?




ポプラ社
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「旅のない」 上田岳弘

2021年09月28日 | 読書日記
何だか良く分からない内容の短編集。
後半の2作はまだしも、前半の2作は・・・。





講談社
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「本が紡いだ五つの奇跡」 森沢明夫

2021年09月27日 | 読書日記
ハートウォーミングな本が読みたい時に頼るのが森沢明夫。
期待通りの内容で満足です。
最後に奈緒の名前が出る展開には脱帽。
そう来るのか・・・・・。

ただ、表紙のデザインとタイトルがイマイチどころかセンス無さ過ぎ。
折角の名作が台無し。
「さよならドグマ」のような素晴らしい装丁にして欲しかったな。

ちなみにこの本の奥付には、想定デザインも編集も名前が入っていないんだけど・・・。






講談社
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「楽園の真下」 荻原浩

2021年09月26日 | 読書日記
3冊続けてハズレをひいてしまったので荻原浩を選んでみた。

「オロロ畑」のような物語を期待したのに、なんと予想外のホラー。
強いて言えば「海馬の尻尾」の路線(傾向は全く違うけど・・・)。

内臓が半生の闘魚のフライとハリガネムシの関係はすぐに気づいたけれど、カマキリの巨大化との関係はびっくり。
秋村との関係も含めてすべてが中途半端なまま終わっているけれど、続編が有るんだろうか?

小説だったらいいけれど、映像化したら3流のホラー映画になるだろうな。。





文藝春秋
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「ばにらさま」 山本文緒

2021年09月24日 | 読書日記
何が言いたいのか良く分からない物語ばかりの短編集。

つまらない訳じゃないんだけどどの話も読み終わって、何の感情も浮かばない。
3冊続けてハズレでした。

「バヨリン心中」が中では良かった。






文藝春秋
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「天使に賭けた命」 赤川次郎

2021年09月22日 | 読書日記
「天使と悪魔」と言うシリーズの第10巻。

このシリーズは初めて読んだけれど、赤川次郎にも駄作シリーズが有ると言うことかな。。。





角川書店
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「開けてもいい玉手箱」 目代雄一

2021年09月22日 | 読書日記
ショートショート集。

文章や構成はしっかりしているので読みやすいものの、内容は30点くらいの駄作から70点のギリギリ合格点と言った作品。

Ⅰ章、Ⅱ章は凡作揃い。
Ⅲ章は玉石混交と言った感じ。






書肆侃侃房
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「ガラスの海を渡る舟」 寺地はるな

2021年09月21日 | 読書日記
祖父のガラス工房を継い兄妹の話。
発達障害らしい兄と、兄と兄の才能に嫉妬して受け入れようとしない妹が、長い時を経て分かりあうようになって行く物語。
話が淡々と進んでゆく中で徐々に変化していく兄妹の姿が丁寧に描かれている。






PHP研究所
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「土井徹先生の診療事件簿」 五十嵐貴久

2021年09月17日 | 読書日記
五十嵐貴久だから、それなりには面白いんだけど、このリアリティの無さはちょっと・・・。
獣医の土井先生が若き女性副署長の立花令子を助けて事件を解決するという設定は面白いけれど、それが生かされているのは最初の「老人と犬」くらいで、他の話は無理やり感がいっぱい。
桃子ちゃんがもう少し活躍すると良かったのに。。





幻冬舎
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「つるかめ助産院」 小川糸

2021年09月16日 | 読書日記
森沢明夫や小路幸也の小説のように良い人しか登場しない。
でも登場人物がみんな不幸な過去を持っているので、分かっているのにより感動が大きくなる。
まんまと作者のトラップに嵌まってしまうという小説。
特に最後の長老はズルいなぁ・・・・。

小野寺君がどうしていなくなったのか?どこで何をしていたのかは謎のまま・・・・。





集英社
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「クヌギ林の妖怪たち」 斉藤洋

2021年09月15日 | 読書日記
富安陽子の「クヌギ林のザワザワ荘」の研究書。

と言っても、富安陽子も知らなければ、「クヌギ林のザワザワ荘」なんて本も読んだことない。
何も知らずに適当に手に取った本がたまたまこの本だっただけ。

読んでるうちに「クヌギ林のザワザワ荘」がどんな話なのか何となく分かったし、著者は研究書を出版するくらいこの本が好きなんだということは良く分かった。





講談社
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「下町ロケット ヤタガラス」 池井戸潤

2021年09月15日 | 読書日記
「下町ロケット ゴースト」の続編というか完結編。

ギアゴーストを去った島津が佃製作所に入り、財前が新しい農業機械プロジェクトを立ち上げそこに佃製作所が参加し、佃製作所を辞めて農家を継いだ殿村のところでその実証試験を行うと言うことで、前作「ゴースト」での懸念事項が解決するというのは、読む前から思っていた通り。
的場の失脚も想定内だけど、その原因が・・・・。
いくら的場が焦ったと言っても同じ轍を踏むかなぁ。。

まぁ、そんな予定調和の世界の物語だけど、読めばやっぱり面白いし、読んで良かった。

ただ、佃社長が良い人過ぎるのと、佃製作所の社員が理想的過ぎるのはまだ良いとしても、新製品開発プロジェクトに対するエンジニアリングの部分のほとんどが、現実を知らない人が頭の中で考えた感で一杯。
エンジニアとしては読んでいて違和感だらけだけでした。
何も知らない素人に、思いっきり技術的な内容を省いて話を簡単にして説明するとこんな感じだな・・の世界で全く現実的でない。




小学館
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「酒合戦」 佐伯泰英

2021年09月13日 | 読書日記
シリーズ第16巻。

今回は連作短編集で、1章ごとに他とは関係の無い話が5編の構成。
いつものように全く現実味の無い御伽噺だけど、これがクセになります。




文春文庫
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