toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「パーマネント神喜劇」 万城目学

2022年01月30日 | 読書日記
縁結びの神社の神様が主人公の物語。

設定に無理があったか、内容もイマイチ。
最後はそれなりにまとまって終わっているけれど、万城目学としては物足りない。





新潮社
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「大奥の座敷童子」 堀川アサコ

2022年01月28日 | 読書日記
私の思ってる堀川アサコとはちょっと毛色が違うファンタジー。
舞台が江戸城だからなのかな。
いつもの堀川アサコも良いけれど、こっちの路線の方が好きかも・・・・。
イチゴもサダさんも、そして脇役の泣きジジもお志賀も茜も良い感じ。




講談社
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「還らざる聖域」 樋口明雄

2022年01月27日 | 読書日記
北朝鮮で軍事クーデタが起き、何故か政府軍が屋久島を占領する・・・と言う奇想天外な設定。

時間と共に刻々と変わる状況を上手く描いて一気に読んでしまう。

途中から物語の方向が変わっていって、ハードボイルドから恋愛小説を経て最後は人情物語になってしまう。
最後の占領軍の兵士たちの行動が不自然すぎる。
それによって、そもそもの占領軍の行動原理や、細かい設定の粗が気になってしまう。
途中までドキドキの展開だったのに残念。





角川春樹事務所
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「亥子ころころ」 西條奈加

2022年01月25日 | 読書日記
「まるまるの毬」の続編。
と言っても、「まるまるの毬」は未読なので背景が全く分かっていない。
でも、それとなく説明が入るので細かいところは別にして何となく分かるので読むのには支障がなかった。

菓子治兵衛に出戻り娘のお永と孫娘のお君、三人で営む「南星屋」を舞台にした人情物語。
治兵衛が怪我をして満足に仕事ができなくなったところに、渡り職人の雲平が加わったところから物語が始まる。
どうなるかと思って読んでいったけれど、まあ良い形に収まったかな・・・と言う感じ。

続編が有るなら、「まるまるの毬」と共に読んでみたい、





講談社
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「おネコさま御一行」 群ようこ

2022年01月23日 | 読書日記
忘れた頃に突然登場する「れんげ荘物語」シリーズ6弾。
書き下ろしだからでしょうね。。

相変わらずのほほんと生きるキョウコの日常を描いた小説。
今回は群ようこの趣味が爆発で、猫と犬だらけ・・・




角川春樹事務所

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「仙丹の契り」 仁木英之

2022年01月22日 | 読書日記
「僕僕先生」製リーズ第8巻。

決してこのシリーズが気に入った訳じゃないけれど、次の本を選ぶのがちょっと面倒になってとりあえずと言うことで手に取ってしまった。

本来のストーリとは直接関係の無い背景の物語が複雑すぎて、読んでいくのが大変。
僕僕と王弁の関係もマンネリだし、もう良いかな。。






新潮社
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「動詞の円舞曲」 仁木英之

2022年01月19日 | 読書日記
僕僕先生シリーズ7作目。
スピンアウト短編作品集と言うことだけど、何の関係も無いとしか思えない作品の方が多い。
作者の中では繋がっているんだろうけど、全く伝わってこない。

僕僕先生とは関係無いけれど、世界観が似ている短編集と言ったところ。
シリーズに加えるのはどうかと思うけど・・・・。




新潮社
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「鋼の魂」 仁木英之

2022年01月17日 | 読書日記
「僕僕先生」が面白かったのか良く分からなかったので続編を読んでみた。
シリーズ6巻と言うことで、間の4巻を飛ばしているけれど、大きな問題は無さそう。
完全にファンタジー冒険小説になっていた。

相変わらず中国の漢字だらけの固有名詞は分かりにくい。





新潮社
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「僕僕先生」 仁木英之

2022年01月16日 | 読書日記
王弁と言う青年が僕僕と名乗る仙人と知り合い、弟子として一緒に旅に出るというファンタジ物語。
旅を終えて故郷に帰ってからは、本当に弟子になりそれなりに修行して一人前になるが、やがて別れが訪れる。

ストーリは面白いが、物語とは直接関係の無い中国の話が難しすぎて理解できない。
(中国人の登場人物名が覚えられない・・・・)




新潮社
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「下戸は勘定に入れません」 西澤保彦

2022年01月14日 | 読書日記
日付と曜日と一緒に飲んでる人と銘柄が一致すると、その時間意識がタイムスリップするという物語。
4話の連作短編の形になっていて、それぞれ面白いんだけど、ラストは納得できない。。




中央公論新社
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「窓の魚」 西加奈子

2022年01月13日 | 読書日記
温泉に行った4人の男女それぞれの視点で書かれた小説。
各章の終わりにおまけのように付いている全く別の人物の話から、謎解きミステリーなのかと思ったけれど、最後まで良く分かりませんでした。
何なんだろう、この物語は・・・。
西加奈子はどうも合わないのかも。。





新潮社
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「全裸刑事チャーリー」 七尾与史

2022年01月12日 | 読書日記
設定も内容もバカバカしすぎて何も言えない・・・。
でも、最後まで読んでしまった。



宝島社
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「佳代のキッチン ラストツアー」 原宏一

2022年01月11日 | 読書日記
女版フーテンの寅さん、人情噺と言った感じの連作短編集。
シリーズ物の最終巻らしいけれど、はじめて読んだ。

設定も良いしストーリも面白いんだけど、主人公の佳代の考え方が理解に苦しむところがちょこちょこ有るし、不自然すぎたり御都合主義すぎる展開が結構あって、どうも物語に入り込めない。
感動のラストだったかも知れないけれど、ちょっと冷めた目で読み終えてしまった。





祥伝社
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「皆のあらばしり」 乗代雄介

2022年01月10日 | 読書日記
設定も良いし、ストーリ展開もテンポ良く、長さも短いのであっという間に読み終わってしまった。
でも、結局何だか分からないまま終わってしまいモヤモヤ感が残る。

中年男の正体は何なのか?
浮田と中年男のその後は?
そして「皆のあらばしり」は結局何だったのか?

種明かしのないミステリーのような作品。




新潮社
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「二重スリット実験」 アニル・アナンサスワーミー 訳:藤田貢崇

2022年01月09日 | 読書日記
量子力学の二重スリット実験が、こんなに進化してたとは。。
学校で習った時は思考実験で、実際に実験できる時代になるとは驚き。




白楊社
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