toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

犯人に告ぐ

2009年08月25日 | 読書日記
雫井脩介の小説は推理小説のジャンルに属するんだろうけど、犯人探しとか犯罪トリックとかと言うモノではない。
最近はこのような小説も増えてきたような気がする。
高村薫、横山秀夫、山田宗樹・・・・。
ミステリー要素ももってる(普通の)小説とでも言うのか。。
彼らに対して、綾辻行人、有栖川有栖、島田荘司、倉知淳なんかは伝統的なミステリーで本格派と呼ぶらしい。
ちょうど中間的なのが、宮部みゆき、海堂尊かな。。
どれもブックオフの100円コーナで厚さで本を選ぶようになってから読むようになった作家達。

雫井脩介の「犯人に告ぐ」は、トリックは全くないし、大局的には犯人探しだけど、その部分はあっさり流して(最後の場面では主人公が関わってさえ居なく、報告を聞くだけ・・)古典的なミステリーの枠には収まらない、刑事が主人公の普通の小説だと思う。
私的にはクライマックスは自分の上司をトリックに掛ける場面。
まだ読んでいない人にはお勧めの一冊(と言っても上下2巻)です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノンフィクションといえば

2009年08月19日 | 読書日記
ノンフィクションを作家で選ぶことは、私の場合全く無い。
でも、タイトルや内容で選んで買っているうちに溜まってしまった作家も何人か居る。
一番多いのが、立花隆。
後は、中山靖造、脇英世、そして竹村健一。
科学技術系が多いのは、どうしても興味の対象がそちらに偏るから。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイといえば

2009年08月18日 | 読書日記
椎名誠が比較的面白いけれど、もう一度読んで見ようと言う気にはなかなかなれない。
と言うことで、30冊くらい溜まってしまった椎名誠のエッセイは全部売ってしまった。
何度読んでも面白いのは、群ようこ。
独特の視線で世の中のあれこれを、特異な文章で綴ってゆく才能はすごい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SFといえば

2009年08月17日 | 読書日記
子供の頃にたまたま読んだ星新一が私が本好きになるきっかけでした。
その後、特にSF好きにならず、読んだのは偶然買った本がSFだったと言う程度。
そんな中で良いと思ったのは、

筒井康隆
清水義範
椎名誠

後は宮部みゆきの「霊験お初」とか「ブレイブ・ストーリー」もSFに入るのかなぁ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時代小説といえば

2009年08月15日 | 読書日記
もちろん池波正太郎だけど、残念ながらもう新刊は読むことが出来ない。
その次に好きなのは平岩弓枝の「かわせみ」シリーズだけど、こっちは新刊が出ているものの、なぜか昨年の4月以来文庫化されない。
そんなわけで最近たまたま読んで、お気に入りの時代小説。

佐伯泰英 鎌倉河岸捕物控
佐伯泰英 酔いどれ小籐次留書
鳥羽亮  はぐれ長屋の用心棒

宮部みゆきの「回向院の茂七」も好きだけど、中断中だし・・・
佐伯泰英の他のシリーズはイマイチ・・・・
他にお勧めが有る人は教えてください。
今日は諏訪湖の花火大会で、諏訪は大混雑なので一日家でおとなしく読書です。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミステリーと言えば

2009年08月07日 | 読書日記
年に100冊(最近は200冊ペース・・・)本を読む活字中毒患者の私ですが、推理小説は避けていました。
フィクションとは言え殺人って言うのが嫌だし、ストーリーの面白さ以外のところで勝負するのが邪道のような気がして・・・
ところが、最近のようにブックオフの100円コーナで厚さで選んで買うようなことをしていたら推理小説比率がとたんにアップです。
どういうわけかミステリーには厚い本が多いようです。
意識的に避けていた分野ですが実際に読んでみると、トリックに重点を置きすぎて「なんじゃこれは」指数が高いものも確かに多いですが、小説として完成度が高いものも有って目鱗で、ミステリーに対する認識も変わりました。
最初にミステリーの面白さを教えてくれたのは宮部みゆきでした。

と言うことでミステリーに関しては初心者マークがまだ取れない私ですが、今の私なりのミステリーの読み方。
大抵の場合、ミステリーは何気ない描写や会話が後で重要な伏線になっています。それで、「そんなこと有ったかいな?」と読み返すことがしばしば・・・
そんなことを繰り返しているうちにだんだん捻くれた読み方をするようになりまして(笑)、
「マッチでタバコに火をつけた」
などと言う描写があると、あえて「マッチで」と断っている所が怪しい。しかもライターでなくてマッチと言うのがミソかも・・と疑い深くなっていくのでした。
しかも最終的にそれは何の関係も無かったりすることの方が多かったりして(笑)
ですっかり普通に小説を読むと言う楽しみ方が出来なくなりました。
ミステリーのベテランの皆さんはどうやって読んでいるんでしょう?
楽しく読めるアドバイスがあれば教えてくださいm_(0)_m

8月は毎日夜になると20分くらい諏訪湖で花火が上がります。
なんとも中途半端な上がり方で、読書してるとうるさいだけ。
週末にまとめて1時間上げるとにしたほうが良いと思うんだけど・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする