カタログで仕入れる難しさ

　花の材料は現品を見て仕入れるのが一番間違いが無いのですが、そうばかりいかぬ時があります、例えば別注の場合たいてい色の好みがあってそれに合わせて材料を仕入れる場合などは、一々現品を仕入れることが出来ない場合があります、そんな時はどうしてもカタログを見ながらの仕入れになります。

　とことが本物の花の色とカタログで印刷した色とは若干異なります、それが問題で荷物が到着してから「アレ！」と思う花が必ずでてきます、日にちに余裕のある場合はもう一度仕入れをし直すことが出来るのですが日数に余裕の無い場合は、それこそ四苦八苦します、

　今日もカタログで仕入れた花が入ってきて「わー大変」ここから苦しみが始まります、そこでとにかく全体の調和即ちカラーハモニーをつけることが一番必要で色々な手持ちの花と合わせながら組み立てていきます、色の調和が乱れたら致命傷になり必ず不評を買います、

　ですからカタログの仕入れはとても難しいのです。