富山県の経済社会システムのなかで、富山大学の一部教員は、ご迷惑をお掛けしてきた。これは、人為的に除去できない病理である。いま、世界の大学では、トップダウンのシステムを取らないのは珍しい。大学院の博士後期課程を担当できる「マル合」のレベル以下は、基本、学長が言うまでもなく、存在が不適格である。
「マル合」は、博士号の取得だけでなく、レフリー制度のある国際学界の機関の審査員制度のある発表媒体で、外国語で発表された論文が最低1本なければならない。そして、主著が公刊され、学会誌で書評されていること、国際学界での役員経験があること。医学部、薬学部、工学部、理学部の教授の一部は、その要件を満たしている。経済学部、人文学部、人間発達学部、芸術文化学部は、大学院を主体とするレベルにはない。だから、学長の強いリーダーシップのもとで、経済学部、人文学部、人間発達学部、芸術文化学部の教員は「指導の対象」である。大学院で学位を発行する機関の長が、マル合のレベルにないことが、全ての混乱の歴史原因である。遠藤学長は、臨床系の医学者として、富山の地域医療システムを整えた貢献がある。100万人の命の守りてを代表されている。ところが、「不適格」教授群は、どんどんと「マル合」レベルの優良教授をイジメ、他大学に追い出し、教授会内部の派閥人事に固執している。