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中国漁業に乱獲の悪循環:国務院農業部長が危機感を表明

2016年08月15日 | Weblog

人民日報がネットで報じた情報である。

中国が管轄する海域での、捕獲可能な量は、800万から900万トンなのに、実際は1300万トン前後。この乱獲が海洋漁業資源の衰退をまねき、「東海(東シナ海)には、魚がいないというのは既に事実となっている」と伝えている。中国の漁民が、日本の沖縄近海での領海を犯してまで操業する理由を婉曲に日本側に伝えている。引用した部分のまえには、長江における淡水魚の捕獲が激減し、それが東海での漁獲に活路を見出さざるをえない事情が説明されている。・・・それにしても、この記事は、中国の水産業が現代国家としての産業の質に達していないことを意味している。以下、原文を紹介しておこう。

我国管辖海域的渔业资源可捕捞量大约是800万吨到900万吨,而实际的年捕捞量在1300万吨左右,由于过度捕捞和环境因素的影响,我国近海鱼类产卵地遭到了严重的破坏,海洋渔业资源严重衰退,东海无鱼已经成了事实,其他海域也在一定程度上出现了无鱼可捕的情况。农业部部长韩长赋表示,当前渔业的问题不是量的问题,而是品种质量问题,是渔业资源的问题,是生态环境的问题,要重点做好资源保护和减量增收两方面的工作。 


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