富山マネジメント・アカデミー

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気を争うは、強者の階段、闘う気は弱者の杖、闘争の気は要らない

2016年08月09日 | Weblog

 争气是强者的阶梯,斗气是弱者的拐杖。要争气,不要斗气。

TMA講師代表:個人研究 

この言葉は、今日の「人民日報」に見られたものである。旧日本軍が、中国で犯した誤りは、「闘気」にあるという示唆である。中国の抗日運動には、確かに「争気」はあったが、無理せずに勝機を待ち続けた。実力行使し、まず「闘う気」は、実は精神的に弱者の強がり、つまり、弱さの裏返しである。真の強者は、「争気」を養い、「闘気」を抑制する。中国は、孫子の兵法を押さえ、粘り強く相手を研究し、その弱点を突いてくる。日本人の弱さは、その「闘気」にある。東京の街頭の行動右翼の弱点を、中国人はあらゆる側面から、その弱さを突いて、適切に傍観し、人種差別の問題を、「倭韓」に集約させ、「倭漢」の対立に一極集中させないようにしている。中国人には、粘り強い、人生観が背後にあるから、日本人は中国の知恵には勝てない。その原因は、「争気」と、「闘気」との違いを熟知しているからだと分かる。確かに、日本人は「闘気」を好みすぎる。「シナ」と侮蔑しても、それは清国人と呼ばれるのを嫌った浙江人の革命家が、「支那(英語のチャイナの語源と同じ」と称したことに機縁する。辛亥革命は、最初は「支那革命」であった。孫文たち広東人は、「中華」を自称した。


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