どうも 場所によって 好調な場所とそうでないところが でてきた。
昔の経験は 役立たず。
写真にすると あまりよく わかりませんが この漁場 まったく駄目な場所でしたが
冷凍網を出庫すると 見る間に 伸びてきました。
状況は よくなってきたようですね。
しかし 時 すでに遅し
この 網は 年内の摘み取りは 無理でしょうね。
ただ ひたすら 家路に
日が暮れてしまう。
でも暖かい。
早朝の 完全武装は 午前中に 秋模様に衣替え
脱いだ服は かめの中に
日が陰ってきた3時頃には 何だか 肌寒い気持ちで カッパを 着込む
いい兆候だか よくわからないが 必死で あみなおしにはげも
2時頃のことである。
「親父 まだいいか?」と聞かれるので いやとは言えず
「おおいいよ。」
ということから この時間にもまだ 海にいることと 相成った。
でもベタなぎが 2日続くということは 非常に 珍しいことである。
ベタ凪であっても ちょっと 風が 北でも南でも 吹くものであるが
今夜で50時間を越える ベタ凪の時間であります。
彼女 数少ない 女性でありながら このように 船やこの機械を扱い 海苔を採れるのです。
いえね 頭のいい旦那がいて 一緒に 海苔採りをします。
意図的に 露出を控えて 顔は 綺麗に 見せていません。
で この漁場は 伸びるのですけど 私たちのべたは 伸びません。
何でだろう。
誰もわからない。
海苔って 本当に不思議な 植物ですね。
伸びたり 伸びなかったり 意思が 不明ですね。
雨と 川と 風で 海は 濁っています。
濁りの中から 網が出てきた。
ここは 想像以上に 伸びています。
しかしこの漁場は 近年 使われなくなった 岸側の いわゆる 2級の場所
ところが 主力の べたが まだ 駄目である。
同じセットの人が 「また 短くなった。」
とこぼしていたと 息子が 言う。
いったい どうなっているんでしょうかね。
朝 息子に「お前が 出なけりゃ 俺が出る。」
といって 港まで 海苔採りの格好をして 出かけた。
船に乗り込むと さすがに 風が強い
・・・・やはり 御身大切だ
ということで きびすを返す。
帰って 息子に「駄目だった。」というと
「だろ。」
今朝は 誰もいない港
今日は 千葉県の海苔の初共販日
昨日の ブログのコメントをご覧ください。
なんとびっくりです。
このブログの表題にあるように 「青混ぜ海苔の達人」を自負しておりましたが
今年は 青が なかったのです。
なんとか なんとか 混ぜになった海苔が 数口 出来上がりました。
世間は 金田からの青まぜを欲しているのですが いかんせん 無い。
金田の海苔の生産者は 30数名。
で 青混ぜは 我が家だけという 有様。
需要にこたえられなくて すいません。
これほど 高騰するとは 思っておりませんでした。
けど 採れないので お許しください。
夕方 この風なのに 息子は 海に出ている。
心配で 船を出した。
「来なくてよかったのに」という
「俺がいるだけで 安心だろう。」
すると 見る間に 小櫃川の真水が 迫ってきた。
ということで すぐに 帰ってきた。
寒いですね。
とうとう 南の風である。
カモメとともに 帰ろう。
でも そんなに強くは ならないはずです。
しかし 共販の締切日でもあるし。
でも息子は 仕事が 続けたかったのです。
重ね網が 伸びすぎて 持ち上がりません。
2人乗りで 船に 網を 手繰りこみます。
それを 薄くして 張りこみます。
多くが 重ね網ですので 仕事の手が 回りません。
私が いないせいでもあるし
それにしても 急に伸びてきました。
こんなことって あるんですね。
ビックリするぐらい
べたが 駄目であるが よくなったようです。
どうして こんなに違うのかしら
1週間前と 比べ物に ならないほど
私の亡くなった おばあさんが よく言いました。
「海苔は 化け物であるから 急によくなるよ。」
と 海苔をはずしてばかりいた 私に言ってくれました。
好転してきましたね。
しかし 我がほうの べたは なかなか よくなりません。
いつになったら よくなるんでしょうかね。
こちらは まだ
「短くなってしまった」という声も 聞かれるが
柵は 伸びてきましたね。