東京湾の漁師 東京湾海人の日記

青混ぜ海苔の達人のブログです。

2月が終わる

2021年02月28日 21時28分15秒 | Weblog

 

あっという間に 2月が終わります。

幸い 2月は 被害を与えるような 大きな風は ありませんでしたが

一度 吹きだすと3日も吹くという 「2月の目白月」は 格言どおりでした。

しけ続きで 漁師は 目を白黒させるほどということを 表しています。

今朝も 風が残りました。

息子は とりあえず「見てから」ということでしたが 遅れて 摘採船を 乗り出しました。

指示通り 採り終わると ようやく暖かくなって来ました。

手は凍えましたが 体は汗で 濡れてきました。

日が昇ると 暖かいですね。

ただ とうとう 風は 冷たいまま

明日から 3月で 暖かくなるようです。

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土砂の役割

2021年02月27日 20時00分08秒 | Weblog

 

様々な協議の結果 1日限りの浚渫が決まりました。

ありがたいことです。

50メートルほどの長さで 小船が1隻 通れるぐらいに 澪が 埋まってしまいました。

浚渫が決まっても 掘った土砂は 澪の外側に 振り分けると言う超法規的な措置

我々から言うと 極めて 当たり前の仕事と決まりました。

第3者的に 言うと 「澪の脇に置くことは その土砂が再び 澪に入って 埋まると言うことで 意味がない。

と 執行者の一部に 言われました。

特に補助金の充当事業は国も持続可能な方法で土砂はどこかに処分することと定められています。

これが 大きな間違いで 干潟の良質な表面の土砂は その場に 留めてもらいたいのです。

指導どおりにしてきたから 干潟が 次第に深くなってきて 青潮の誘引に繋がるのです。澪の土砂も 貴重な資源なのです。

埋まったら 振り分けて 埋まったら振り分けて を繰り返すことこそ 持続可能な干潟の維持なのです。

 

国も県も市も よく理解を御願いします。

決して 無駄な仕事ではないのです。

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鵜!

2021年02月26日 19時58分06秒 | Weblog

 

理事会がひかえていますので 私は 海から早上がり

・・・・今日の写真がないな

仕事は 一生懸命で 写真を撮っている間がありませんでした。

家族3人で海に出たもので 私だけ 休むことが出来ませんでしたので

 

帰りがけ 昔の養貝場の 監視塔の名残が あります。

今は 鵜の休憩所と 化しています。

みんなで 右を見るグループ 左を見るグループと 別れて 監視しているのでしょうか。

今は 誰も昇れないこの場所は 安全だと感じているのでしょうね。

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世代交代

2021年02月25日 21時32分14秒 | Weblog

 

今日みたいに 朝は 風があると ちょっと寝坊が出来て嬉しいです。

 

海苔採りは 私の役目になりました。

 

ところが 海苔採りを終えて 帰って来ると 息子の船も帰ってきてしまいました。

「故障だ」

なんと 息子は 急いでいたのに こんなこった。

 

夕方 機械屋さんがみてくれました。

「これが 悪かったんだね。」

さすが 機械屋さんである。

「息子さんは?」と聞くので「漁協の理事会に行ってしまった。」

調子を 見てくれないか?と言うのですが

「この船 俺 触ったこともないから わからない。」

機械屋さん「しょうがねえなあ 明日 息子に みてもらってね。」

私も わからないことがあるんです。

本当に 世代交代をしてしまいましたから

 

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旧暦

2021年02月24日 18時55分05秒 | Weblog

 

写真は 作業を終えた 若い漁師

頭上に 月が見えますね。

今日は 旧暦の13日

15夜という言葉は 旧暦の15日は 満月と言うことで ちょっと 大潮の日

ということになります。

我々 干潟の漁師は 旧暦が 今でも必要で 「今日は 何日潮?」と言うと

旧暦を示すのです。

 

で 今日は 朝から時化

午後になって 三々五々 海に出かけてゆきました。

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無賃乗車

2021年02月23日 20時31分49秒 | Weblog

 

毎日 天気予報の風と 違い 凪なので 大急ぎ

海苔取りをして 風が 強くなってきたので 大急ぎで 防御網を 張りに きびすを返しました。

命に関わるような風ではありませんでしたが 時化もよう

なんとか 張り終わり 予定の最低限の仕事を 終えました。

すでに 海は風で 黒く見えています。

白波も 立ってきました。

さあ 帰ろう

と思うと 船の先端に 一羽のカモメ

「乗ってゆくのか?」

しばらくは 舳先で 揺られて 澪に入ると 飛んで行きました。

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南の風が

2021年02月22日 21時35分32秒 | Weblog

 

アイデアは いいと 思います。

次第に高齢になりまして だんだん 重いものが 苦手になりましたね。

我が家は エイヤアと カゴを 船から トラックに 運びます。

重いですね。

 

今日も 朝は ベタ凪

急いで 海苔採りに。

防御網を先ず 外すのですが 今日は ゆっくりと出来そうな 空でした。

 

風が 吹いてきたのは 12時ごろ

「まだ 出来る?」と 聞きます。

「この ベタであれば ちょっと無理して もう3コ 持ってこよう。」

と 別の場所から 大きく育って 冷凍網を 取りに行きました。

岸ですので 余裕の 仕事でしたが 無理は禁物

3コ 直して 帰って来ました。

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南の微風

2021年02月21日 21時29分21秒 | Weblog

「凪だぞ!」と息子を 起こす。

「富津は 8メートルを 越えた南風だ。」

「なら 支柱柵を採りに行くか。」

柵であれば 安心だからであります。

息子が 急いで 防御網を 撤去しに出かけました。

なら ゆっくりと 摘採船に乗って 私が 海苔採りだ。

途中 南風が 強くなり あせりました。

必死で 採って 急いで 港に

・・・あれ 風がない

どうりで 息子は 海から帰ってきません。

海苔を 加工に出すと 息子の手伝いに

「冷凍網が 伸びすぎて 赤が入ってしまっている。」

仕方ない 上の2枚は 冷凍で しのごう

とうとう 南の風は 強くなりませんでした。

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あれっ 凪ている

2021年02月20日 20時43分52秒 | Weblog

 

昨夜からの天気予報は あ さ か ら 南

てっきり時化とみて 寝ていました。

明るくなって 外を見ると 風は全くありません。

息子を電話で起こしながら 海に急ぎました。

防御網を外していると ようやく 息子が到着

南の海が 黒くなって来ました。

1セットを 採り終わる直前から 防御網のセットをはじめました。

・・・・・余裕かな

と思いながら 途中で 本格的に 南の風になりました。

港に着く頃には びしょぬれ(と言っても カッパを着ていますので大丈夫)

ほんの僅かの 時間の凪でした。

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木更津の海苔

2021年02月19日 19時51分56秒 | Weblog

 

最近 空気の流れが 速いですね。

昨夜も 北風が 吹いていましたね。

予報は 南の風です。

 

息子と 手分けして 復旧

なんとか 形だけは 整えました。

 

観光写真コンクール審査会が 開かれましたが 

合間で 海苔談義が始まりました。

「協会長は 地元ですから 海苔は うるさいですよね。」

「そう いろいろ食べているけど 木更津の海苔が 美味しいですよね。」

ありがとうございます。

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