東京湾の漁師 東京湾海人の日記

青混ぜ海苔の達人のブログです。

貝の木

2006年07月31日 16時19分31秒 | Weblog

北の風

だけど ちょー涼しい。
ホントに 夏なのかなと思ったりして。



海に 木が生えてました。
といっても 生きているわけでもなく 多分 川から流れ出て 流れ着いたものだと思われます。
ただ 昨日今日といった時間ではなく 5ヶ月前とか一年前とかに流れ着いたものだと想像されます。
何故か フジツボが いっぱいです。
それも だいぶ大きくなっている為 半年以上前とわかるのです。
風景的に ちょっと 変でした。
波が 穏かな場所のせいでしょうね。

イソギンチャク?



こんなに いっぱいいると ビックリしますね。
みんな 兄弟みたいですね。


貝の木のフジツボもこのイソギンチャクも この 東京湾を浄化するのに 一役買っているのです。

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めだか

2006年07月30日 20時31分53秒 | Weblog

北の風

梅雨が明けたそうだ。
でも 関東地方は 北東の風で とっても涼しい。
湿度が 無く あの本格的な夏とは ちょっと違います。
ほんとは 涼しくて いいのですが。
高原の夏 といった感じです。



my蓮田です。
もともと 錦鯉を 飼っていたのですが 今年から 鯉を止めてしまったので 
さて ハスだけでは もったいないと 黒めだか を15匹 ゴールデンウィークに放流しました。
餌は与えず 忘れていたのです。
黒めだかは この辺には いるのですが 日本的に 絶滅に近いらしいのです。
いまでは ペットショップで 100円ぐらいで売られていまして ヒメダカよりも高いそうです。
そういえば 昔 私が この蓮田で 鯉を 孵化させるんだと 出入りのペットショップの人に言うと 
「鯉なら めだかを 飼いなよ。」
と盛んに 言っていたのを 思い出します。

手入れをしなかったので 食用ガエルのおたまじゃくしがいっぱいでしたが そこここに きちんとめだかが泳いでました。
一安心です。

お手伝いなのか 邪魔なのか



海苔養殖に使う 道具を 作っています。
コロンもミーも 涼しくて 気持ちよさそうです。
ただ どちらも 私の使う品物を持っていってしまうので ほとほと 困ります。
必要な時に ロープを 引っ張って行ってくれたり したら いいのですが 

個展写真紹介



海水は こうして 風による波によって 空気中から 酸素を取り入れ 動植物が 生きながらえることの出来る 海を作っています。
また 私たちも この波が 運んできてくれる 栄養素を元に 海苔養殖をしています。
海の波は とっても 重要な 働きをしているのですね。

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梅雨は何処へ

2006年07月29日 16時27分51秒 | Weblog
北後南の風



私的には 梅雨宣言を したいところですね。

千葉県講習
今日は こちらは お祭なのですが この講習会も毎年のお祭みたいなものでして、海苔の養殖の中心たる人々が集まって 来る漁期に備えての勉強会です。
若い人たちとお年寄りたちと 若い研究者と年よりの研究者が入り乱れての忙しい勉強会で 終わりました。


ただ 昨年までの 結果論では 進化しないのですからね。
猿でも反省だけならできますもの。
ただ 海苔はどうあがいても 同じ年が無いのですから 難しいです。
心は ただなのだ。
でも ほんと 思うように 行かないのです。

個展作品紹介



こちら側の 干潟が写っていて、海苔養殖の柵が途中にあり 対岸の三浦半島に日が沈む 風景は 空気が引き締まった時にしか見ることの出来ないものです。

この写真で ちょっと すっきり。
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鳥の羽

2006年07月28日 12時07分27秒 | Weblog

北後南の風

時折 日が差すと 梅雨なんか 明けたみたいです。



この写真で 何が 連想されますか?
たぶん 鵜の羽でありましょう。
潮は ものすごい勢いで 引いています。
岸から 流されてきたものだと思います。
ちょっと 気になり 一枚撮っておきました。

海の中で



おばあさんが アサリを採りにきました。
私たち 船は 帰らなければなりません。
おばあさんは ゆっくりと 腰を下ろし アサリを採り始めました。

個展写真紹介



前に 似た写真をアップしてありますが このおばあさんと tamikoさんに 準主役を勤めていただき 放映されたのです。
ありがたいことでした。
いつまでも 元気で 海に出て欲しいですね。

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てっぱつ

2006年07月27日 20時14分39秒 | Weblog

北後東の風



やっと 稲穂が アサ秘( 週間アサ秘ジャーナルと 先ほど書きましたので パソコンが覚えてましたので 最初の変換は これでした。)ではなく 朝日を浴びたのは 久しぶりのことです。

お米日記


鳥群
です。
ウルトラセブンなら期待しちゃうのですが すずめが 田圃にいっぱいなのです。


このごろ 案山子は役に立たず せっかく立てた案山子に群がるすずめもいたりして このキラキラテープを いっぱい張り巡らしたのです。
とりあえず 効果はありました。

てっぱつ
青空天井
さんの 昨日のカキコに『てっぱつ』て何なのとありましたので 書いておきますね。
この辺だけの方言だと思っていたら 外房でも使われているそうです。ビックリです。
使い方
「昨日の私のブログにアップしてあるカレイは てっぱつでしたね。」
形容詞の使い方です。
大体 お分かりですね。
てっぱつ とは 大きいという意味です。


この 貝たちの中で もっとも てっぱつな貝は なんという名前でしょうか?
ちなみに 3種類の貝が写ってますよ。

週間アサ秘ジャーナル
TBS
テレビの 真夜中の番組です。
代議士の活動の紹介を多くしています。浅草キッドと江口ともみさんの進行で 8月2日の深夜、正確に言うと3日の早朝(でもないか)、この地域のスダテに宮城の代議士が来るという設定で 収録されてます。で8月9日の深夜は うちの浜田代議士の親友という設定で私が紹介され 海苔のお話を私が 江口さんにするというシーンが ちょっと放送される予定になってます。

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水陸両用

2006年07月26日 21時26分12秒 | Weblog

北後南の風

 梅雨が 明けた地方の方 おめでとうございます。

梅雨は まだ 明けないようですが 今日は 暑かったです。



私たちは 船で 港から ぐるっと沖合いから 漁場に着きます。
この人たちは 岸から いえ 家から リヤカーで出かけます。
リヤカーの語源は 自転車の後ろにくくりつけて 荷物を積むものをいうので 正確には 二輪車というのですかね。
とりあえず 船の免許が無くても 海に出られます。
干潟を 引いてくると 海が 次第に 深くなります。
すると なんということでしょう。
リヤカーは 自然に浮き船になります。
荷台の下に 発砲スチロールが仕込んであります。
海水中では 船のように浮いて もっとも軽く引くことが出来ます。
私たちのように 化石燃料も使いません。
もっと 便利なことは 干潟は 海水がなくなってしまうのが 常ですが、船であるとずっと 沖合いに 水のあるところに 逃げなければなりませんが このリヤカー部隊は、こんどは タイヤを使って いろんなところに 移動できるのです。
非常に浅い干潟の アサリ漁には もってこいであります。

こんな ちっちゃな 荷台ですが いろんなものが つんであります。
カゴ、ガタ、弁当、シート・・・・などなど 七つ道具が 満載です。
リヤカー部隊は 主に お年寄りとかに多いのですが 少しずつ進化していることにビックリです。

個展写真紹介



今年の2月の写真です。
大きいカレイが 捕れたので 記念に写真を撮れ ということで 撮ったのですが まだ生きていてあばれて 一匹が落ちようとしているところです。
これだけの 大きさのカレイは 久しぶりに見ました。
まだ 東京湾にもいるものですね。

ちなみに 今 小さいカレイが いっぱいいます。
早く 大きくなってくれると いいですね。

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食事中は見ないで

2006年07月25日 10時43分06秒 | Weblog

北東の風

さて 何が写っているのでしょうか?
いえ 正確には 何を写したのでしょうか?

(なお この写真は 何の変哲も無い 写真なのですが この下に アップする写真は 食事を済ませてから スクロールすることを お勧めします。)



答え
わたり蟹 が わかりますか?
アサリ採りのカゴの中を写したものです。

さて 用意はいいですか
ほんとは 次の写真も 何を写したのでしょうか というようにしたかったのですが。
では そろそろ ↓にゆきますか。



いいですか?



ではアップします。




いいですね。






ハイ 感想を ぜひ聞きたいと思います。

個展写真紹介

ここで 一服してください。
ご覧頂いて ありがとうございます。



今日も すっきりとしないので 夕日の写真です。
でも 梅雨が 明けそうな 気配です。

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いざ 出漁

2006年07月24日 11時50分30秒 | Weblog

南の風



風は無いけど 億劫 という言葉が 思わず出てくる。
雨なのです。

多くの漁師がすでに 出ていた。


すぐに 潮がなくなってしまった。
沖合いにはアサリが無いので これで アウトです。
右奥に人が小さく見えますね。
とうとう そこまで 船を引っ張って帰りました。
アサリはほんの少しだけ。
疲れました。



帰ると ミーちゃんが私の布団を占拠中。
「おい 私にも お昼寝をさせろ。」
夏になると ミーちゃん外で寝るのですが まだ涼しいので 私の布団で寝るのです。
夜中に いつも喧嘩して。
原因は 布団の取り合いなのですが。
早く 暑くなれば 外に出るのですがね。

個展写真紹介



先輩漁師の 母親です。
もう だいぶ 御年を召していまして ビジネス的にアサリは無理ですが 外孫にアサリを食べさせるのだというと 海に あるいてゆきます。
この人たちが 今まで海を守ってきたんだと思うと 頭が下がります。
この人の 連れ合いは なくなってますが 海苔養殖をしていた頃は 毎日 日記を つけていて 大変興味深く読ませていただいたことがあります。

写真家 大野広幸氏

プレジデント
誌に 大野さんの 佐渡の写真が載ってます。
何度も 佐渡に行くんだ といってましたが こんな写真を撮っていたのですね。
大野さんのブログ も覗いてみてください。
http://photoohno.exblog.jp/

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蝶に取られる

2006年07月23日 20時47分54秒 | Weblog

北東の風



九州は 大雨らしく ニュースで流れていますが、こちらも 雨です。
この間 空梅雨だ と書きましたが、 梅雨が怒ったように長引いて 影響が出始めています。

今日は 糸状体カキガラ の小屋が 暗すぎるので ちょっと 明るくしました。
普通は 梅雨が明けると 晴れるので 良い状態になるのですが どうにも 暗すぎます。
あとは こまめに 洗って カキガラに珪藻が付かないようにするだけです。

アマガエルも ジッとしているだけです。
サトイモの葉が 水滴を丸くしてます。

スイカを食べましたが 売れてるんでしょうか。
雨の中 スイカは似合いません。
ただ 過ごしやすいのは いいことです。



我家は 自動販売機を 道路に面しておいてあります。
さながら 私の冷蔵庫代わりなのです。
カキガラの手入れに ダイドーのコーヒーを一本買い 飲みながら はじめました。

ふと見ると 蝶が 私のコーヒーを飲んでます。
時折 飲み口の中まで 体を入れて ひたすら 飲んでます。
追い払うことが出来ず 今日は この蝶にあげてしまった形になりました。

この蝶は カブトムシやクワガタムシの集まる蜜の出る木にいます。
例えば マテバシイとかの木です。
カキガラの小屋の裏には マテバシイの木が あります。

個展写真紹介



意外と 個展での 人気がありました。
種を明かせば 逆光のハレーションで こうなっただけです。
ずっと前に ブログで紹介させていただいたものです。

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海の中の命

2006年07月22日 16時59分51秒 | Weblog

北東の風

今日の 沖合いの砂浜を そっと掬ってみたところです。



大きい白いもの 小さい白いもの 全て アサリの 赤ちゃんです。
自然発生が 見られます。
この 浜では あたりまえのことですが 昨年は 夏の暑さと 無酸素水で ほとんど 死んでしまいました。
今年こそ このアサリを大事に 育てたいと 思っています。
順調に育つと 来年の春には 成貝として 出荷できます。



アサリの増産試験として 水産庁から テストケースとして 認めtられ 今日実施しました。
この 割り竹に アサリの稚貝がぶつかって 地面に着床することと、これによって 波浪を防ぐこと 2つの効果を 求めます。
来年は 結果を出せそうです。
総代の皆さんに協力を感謝します。
この施設を 6箇所に設置しました。
アサリよ 大きくなれ

個展写真紹介



奇しくも 今日は 海苔の施設の 確認作業もありました。
今年の海苔が 始動しました。

写真の 作業は 沖合いの養殖施設の 手入れです。
養殖施設の枠を きっちりと きめる作業です。
みんなで 力を合わせて行わなければなりません。
逆に言うと みんなの力がないと 出来ないのです。

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